中国輸入の仕入れ先の選び方や仕入れのコツを徹底解説!
これから中国輸入を始めようと考えている方は、仕入れ方法について詳しく知りたいのではないでしょうか。
世界の工場とも言われる中国では、仕入れ商品を格安で仕入れることも可能です。
そこでこの記事では中国から仕入れる方法について解説しています。
「個人で輸入するのか」または「輸入代行を利用するのか」仕入れる方法によって手間や費用が変わるので、最後まで見て参考にしてみてください。
中国から仕入れる方法は個人輸入か輸入代行に分かれる!
中国から商品を仕入れる方法は「個人輸入」か「輸入代行」の2通りに分かれます。
個人輸入は手間や知識が必要ですが、1人で全ての作業を行うため、費用を抑えることも可能です。
反対に輸入代行を利用すれば、手間や知識はほとんど必要ありません。代わりに手数料がかかるので、少ない商品の仕入れには向いていないと言えるでしょう。
2つの仕入れ方法の違いを簡単に説明するとこのようになりますが、個人輸入と輸入代行の仕入れ手順やメリット・デメリットなどもそれぞれ解説していきます。
【個人輸入】中国から仕入れるときの手順と必要になるもの
まずは「個人輸入」で中国から商品を仕入れる手順と、実際に用意して欲しいものを順番に紹介します。
中国仕入れ手順
- 販売する商品のリサーチ
- 仕入先で商品を検索
- 利益計算をする
- 実際に商品を発注
- 自宅に届いたら検品
はじめに中国から商品を仕入れる前に、販売サイトで売れる商品のリサーチを行ってください。
リサーチ方法はAmazonで「ノーブランド」検索を行い、売れ筋の中国商品を検索しましょう。商品が見つかったら、有料や無料のリサーチツールで販売個数を確認しておきます。
次に、中国の仕入れ先で「Amazonで見つけた同じ商品」または「類似商品」を検索してください。商品名や画像検索すると簡単に見つかります。
最後に実際に利益がでるのか確認して商品を発注。検品作業を行い販売サイトに出品しましょう。
利益計算について
- 国際送料
- 消費税
- 出品手数料
- 関税
- 梱包費用
- 為替レートの確認
仕入れる商品の利益計算は、上記の項目に注意して利益が出せそうであれば輸入するようにしましょう。
中国から仕入れるときに必要になるもの
中国から商品を仕入れる際に必要になるものは下記の通りです。
中国から仕入れるときに必要になるもの
- 仕入れサイトのアカウント
- クレジットカード
- 銀行口座
- メールアドレス
- 携帯電話番号
- 翻訳ツール
中国から商品を入れる際に必要になるものは、仕入れサイトのアカウントです。
アカウント登録には、登録用に携帯電話番号やメールアドレス、支払い用にクレジットカードが必要になります。
また、中国の仕入れサイトで商品を日本に送ってもらうためには、中国語か英語でのコミニュケーションが必要になるため、翻訳ツールを利用して直接日本に発送してほしいという旨を伝えなければなりません。
【個人輸入】中国から仕入れる場合のメリット・デメリット
冒頭でもお伝えしましたが、個人輸入で中国から仕入れるメリットは、手数料を抑えて商品を仕入れられることです。
仕入れ計算のときに手数料を上乗せして計算する必要がなかったり、送料を抑えられたりといったメリットがあります。
しかし、中国仕入れでの個人輸入はデメリットが多いので、あまりおすすめできません。
個人輸入でのデメリット
- 仕入れ先店舗とのやり取りが難しい
- 不良品を仕入れてしまう可能性がある
- 規制品や禁止品を仕入れてしまうことも
- 店舗によっては個人輸入に対応していない
中国仕入れの個人輸入は意外にもデメリットが多く、そもそもコミュニケーションがとりづらいので、不良品を輸入してしまう可能性があります。
また、日本での規制や禁止品を事前に調べておかなければ、税関で没収ということにもなりかねません。
店舗によっては日本に直接配送を行なっていないこともあり、個人輸入はハードルが高いと言えるでしょう。
【個人輸入】おすすめの中国の仕入れサイトはこれ!
初めて個人輸入に挑戦する方におすすめの仕入れサイトはアリエクスプラスです。
中国のアリババグループが運営するアリエクスプレスは、多言語に対応しているオンランマーケットプレイスのため、言語を気にせずに商品を仕入れることができます。
出品されている商品は中国のメーカーや小売店が直接出品しているため、価格が安く日本にないものを仕入れられるでしょう。
個人で輸入する際に不良品には注意したいですが、アリエクスプレスには「バイヤープロテクション」があり、返金や返品に対応してもらえるサービスがあるので安心です。
ただし、中国国内向けサービスの「タオバオ」や「アリババ」に比べると商品価格が高くなってしまいます。
【輸入代行】中国輸入代行を使う場合の仕入れ手順や手数料について
まずは、輸入代行を使った中国商品の仕入れ手順から紹介します。
中国輸入代行の仕入れ手順
- 仕入れ商品をリサーチ
- 輸入代行のシステムにログイン
- リサーチ商品の情報を入力
- 数量や配送先を入力して確定
輸入代行を使った商品仕入れは、各業者独自の注文システムを利用することがほとんどです。
実際の仕入れ先とのやり取りは全て代行業者が行い、支払いも輸入代行業者からの引き落としになるため、日本の銀行口座のみで中国商品を輸入できます。
オプションの種類によっては検品や梱包、発送など、手間となる作業も代行可能です。
輸入代行の手数料は1商品につき5%から10%が一般的で、月額会員制のサービスを行なっているところもあるため、利用する業者やプランによって費用は異なります。
【輸入代行】中国輸入代行を使うメリット・デメリット
中国輸入代行を使うメリットは下記の4つです。
中国輸入のメリット
- 中国語や英語が話せなくても問題ない
- 手間のかかる作業を全て代行してくれる
- 事前にトラブルを回避できる
中国国内向けの仕入れサイトを利用する場合、中国語や英語でのコミュニケーションが必要ですが、現地のスタッフが対応してくれるため、スムーズに商品の輸入ができます。
また、店舗によって商品のクオリティは変わるため、不良品が混ざることもありますが、輸入代行を利用していれば、一度商品のチェックを行った上で、日本に届けてくれるので安心して輸入できるでしょう。
唯一のデメリットは代行手数料が高いことです。プランや業者によって費用は異なりますが、1商品につき数%の代行手数料が発生するため、利益計算をする際には注意しましょう。
【輸入代行】おすすめの中国輸入代行業者はここ!
中国輸入代行業者の数は多く、初心者の方にとっては「自分に合っているサービスを提供している業者はどこなのか」わからないのではないでしょうか。
輸入代行は実績のある業者を選ぶことが第一条件です。さらに実績に加えてサービスや相性で選ぶと自分にあった業者選びができるでしょう。
輸入代行のおすすめ業者は下記になります。
おすすめ代行業者
- イーウーパスポート
- CiLEL
- ヲヲフェニックス
- タオバオ新幹線
- イーウーマート
上記5つの代行業者の料金を比較してもほとんど変わりないため、自分にあったオプションサービスがある代行業者を選ぶと良いでしょう。
中国から商品を仕入れる方法についてまとめ
この記事では中国から商品を仕入れる方法について解説しました。
仕入れ方法には「個人輸入」と「輸入代行」の2通りがあり、どちらにもメリット・デメリットがあると言えるでしょう。
いきなり輸入代行を利用して大量の商品を輸入するのが不安な方は、個人輸入で少量の商品を輸入してみてください。
輸入して販売するサイクルを経験した後は、自分の目標にあったサービスを利用してみてはいかがでしょうか。