中国輸入OEMは代行がおすすめ!メリットやデメリットを解説
中国輸入転売ビジネスは、すでに多くの方が始めており、簡単転売だけでは価格競争に陥りやすいため、ライバルとの差別化が重要です。
そのため、中国輸入転売ビジネスでよく聞く、OEM生産でオリジナル商品を製作し、競合との差別化を検討しているのではないでしょうか。
この記事では、OEM商品を作るメリットやデメリット、OEM代行を行なっている業者などを紹介しています。
最後にはOEM商品を販売して成功するコツについても解説していますので、これからOEM商品の製作を検討している方は参考にしてみてください。
OEM商品とは?個人でも作ることはできる?
OEM商品とは、製造メーカーが他社ブランドの製品を制作した商品のことを指します。
OEMの商品は、製造メーカーが商品の企画から製造を行って発注者に提供した商品と、発注者側が商品の企画をして製造メーカーに依頼し、製造した商品の2パターンあります。
中国輸入におけるOEM商品は、既製品をベースにして色や素材、簡単なデザインの変更などを行った商品がほとんどです。
一般的にOEMと聞くと、自動車やアパレル、家電など、中身は同じで販売しているメーカーによって、デザインが違う商品を思い浮かべるのではないでしょうか。
企業だけがOEM商品を販売できると思いがちですが、製造メーカーとの交渉さえできれば、個人でもOEMは可能です。
しかし、中国輸入でOEMを行なっているほとんどの方が、代行業者を利用してOEM商品の販売をしています。
それは、OEMの製造工場によって商品の品質や価格にバラつきがあり、個人での取引は現地の方との繋がりがない限り、非常にリスクの高い行動になってしまうからです。
そのため、これからOEM商品の販売を検討している方は、代行業者の利用をおすすめします。
OEM商品を作るメリット・デメリット
OEM商品は、オリジナル商品を製作できることが1番のメリットですが、その他にもさまざまなメリットが挙げられます。
OEM商品を作るメリット
OEM商品を作るメリットは下記の3つになります。
- 継続して販売できる
- 1個あたりの利益が高い
- 販路開拓の可能性がある
1. 継続して販売できる
Amazonで中国輸入品を販売した場合、ASINコードが同じになるため、価格競争になります。
しかし、OEM商品はオリジナル商品になるので独占販売できます。しっかりと企画の練られた商品であれば、価格競争にならず、継続して販売できるため、常に一定の収益を上げられるようになります。
また、せっかくリサーチした商品も競合が現れた場合、また新しくリサーチを始める必要があるため、OEM商品の販売はリサーチ時間の短縮にも繋がります。
2. 1個あたりの利益が高い
単純転売の商品は、価格が安いため利益率が20%を超える商品でも、利益を上げるには数をこなす必要があります。
OEM商品は、ある程度のロット数で製造するため、1個あたりの商品単価が安く、代行業者によっては製造価格をさらに抑えられる可能性もあります。
そのため、商品1個あたりの利益が上がり、少ない数量で安定して稼ぐことが可能です。
3. 販路開拓の可能性がある
取り扱う商品のジャンルによっては、オリジナル商品のブランド化が図れるため、複数のサイトなどで販売することができます。
ブランドとして認知されるようになると、さまざまな販路で販売が広がるので、大きく利益を上げられる可能性があります。
OEM商品を作るデメリット
OEM商品を作るデメリットは、まとまった資金がに必要になることや、販売が難しいことです。
まとまった資金が必要になる
OEM商品の製作は、数十万から100万を超える資金が必要になります。
OEM商品の製作に参入障壁があるのは、ある程度の資金力がなければ商品自体を製造できないからです。
そのため、単純転売で資金を貯めてからOEMの製造に挑戦することをオススメします。
販売が難しい
そもそもOEMを検討する商品のリサーチが難しく、良い商品企画が出来ても販売ページの工夫など集客力も必要です。
すでに一定数、単純転売で稼いでいる方であれば、商品のリサーチや販売ページのノウハウもあると思いますが、初心者がいきなり始めるには、時間が必要になります。
中国輸入でOEM代行がおすすめの理由
中国輸入でOEM代行をおすすめする理由は、OEM制作時にトラブルが発生した場合、個人では対応できないからです。
OEM商品の製作は、商品指示をしっかりと行なっていない場合、想定とかけ離れた商品サンプルが完成しています。
また、サンプルが出来上がり、手元に完璧な商品が届いても実際に大量制作する商品の品質が悪いなど、OEM商品の制作はトラブルがつきものです。
基本的に製造メーカー(工場)は返品を受け付けていないため、販売前に在庫を抱えるといった最悪のケースも想定されます。
そのため、OEMの制作に精通している代行業者を利用することで、多くのトラブルを回避することが可能です。
OEM商品の多くが代行業者を通して製造されており、これまでの経験から「どのようなトラブルが起こるのか」を理解しています。
また、製造メーカーとの結びつきも深く、信頼できる工場との繋がりがあるため、自分で工場を探す必要もありません。
中国現地に信頼できるパートナーがいる方以外は、OEMは代行業者に依頼することをおすすめします。
OEM代行をおこなっている業者一覧
OEM代行サービスを行なっている業者は下記になります。
OEM代行業者
- イーウーマート
- イーウーパスポート
- ラクマート
- THE直行便
- CiLEL
- 桜トレード
- HAM
- 誠など
OEM代行業者は、製造メーカーとのコンタクトや条件の交渉、出来上がったサンプルの検品など、OEMに必要なことをほとんど代行してくれます。
料金は月額料金や商品1つあたりに手数料がかかるなど、業者によって異なります。
また、代行業者がコンタクトを取る中国現地の製造メーカー(工場)は、OEMできる商品も決まっており、制作される商品の品質もバラバラです。
代行業者によっては、深い繋がりのある製造メーカーを紹介してもらえる可能性もあるので他社よりも製造単価を抑えられることもあります。
中国から輸入したOEM商品を販売して成功するコツとは
中国から輸入したOEM商品を販売して成功させるコツは、商品リサーチと製造メーカー選び、集客力です。
商品リサーチ
OEM商品の製作には、発注書が必要になるため、商品リサーチ段階で細かなディティールの確認が必要です。
価格帯はもちろんのこと、素材やサイズ、機能やデザインなど細かなリサーチが必要になります。
amazonで販売する場合、どのジャンルでもOEM商品を見つけることができます。そのため、特に参入者が多いジャンルのOEM制作は避けて、商品リサーチをすると時間の短縮に繋がります。
製造メーカー選び
OEM商品の品質は、製造メーカーにかかっています。そのため、信頼できる製造メーカーに製作の依頼をしなければなりません。
実績のある代行業者を選ぶと、ある程度信頼できる製造メーカーにOEM商品の発注が可能です。
OEMでの品質が不安な方は、商品リサーチが終わった段階で「その商品ジャンルを得意とする工場に頼めるのか」を代行業者に問い合わせてみてください。
集客力
OEM制作した商品ページの質によって集客数が変化します。
オリジナル商品のため、商品画像や説明、付属する説明書が日本語で記載されているのかなどに注意して商品ページを作成してください。
メーカーが販売する商品ページを見ても分かるように商品画像や動画、商品説明を作り込んでいます。
検索にヒットしやすくなり、購入意欲の湧く商品ページづくりを心がけましょう。
中国輸入のOEM代行についてまとめ
この記事では、OEM代行についてメリットやデメリットなどを解説してきました。
OEM商品は一度成功すると継続して利益を上げられる可能性が高く、検討している方の多い方法です。
しかし、個人でのOEM制作は、商品制作の過程でトラブルに対応できないことがあるため、代行業者の利用をおすすめします。
弊社が提供するイーウーマートの経営者はOEMで実績を上げている専門性の高い日本人のため、知識が豊富でスタッフの専門性にも定評があります。これからの転売ビジネスでOEMを検討されている方は1度ご相談ください。