Amazon物販で無在庫転売は禁止？稼ぐために押さえるべきポイントとは

「Amazonの無在庫転売は禁止？」「どうすれば稼げるの？」など、Amazonの無在庫転売には分からないことが多いですよね？

結論として、いくつかの条件を守ればAmazonで無在庫転売可能です。

この記事では代行業者の視点から、Amazonの無在庫転売の扱いや注意点、稼ぐ方法を解説します。

Amazonで無在庫転売は禁止？

Amazonでは無在庫転売は条件付きで認められています。Amazonのセラーセントラル（出品者用サイト）には以下の記載があります。

出品者が、在庫を持たずに、卸売業者やメーカーなどから直接購入者に商品を出荷・発送する形であるドロップシッピングは、原則として認められています。

しかし出品者は以下の要件の全てを満たさなければなりません。

• 商品の記録上の販売者であること
• 商品に同封または付随する納品書などの全ての情報に、自身を商品の販売者として明記すること
• 購入者からの商品の返品受付・実施の責任を負うこと
• Amazonの定める出品者規約およびポリシーの全ての条項を遵守すること

以下のような無在庫転売は禁止されています。

• 別のオンライン小売業者から商品を購入し、その小売業者から購入者に直接出荷すること
• 納品書や請求書などに自分以外の販売者名や連絡先情報を記載し、商品を出荷すること

無在庫転売を行う出品者が満たすべき要件について解説していきます。

要件1：商品の記録上の販売者であること

商品の記録上の販売者であることが要件の1つです。

無在庫転売では贈答品と偽り、仕入れ先から購入者へ商品を直送する手法が用いられることがあります。贈答品として直送することで、Amazon出品者向けの納品書が同封されることがなくなるためです。

しかし贈答品として直送した場合、Amazon出品者は販売者として記録されないため、規約違反になります。

要件2：商品に同封または付随する納品書などの全ての情報に、自身を商品の販売者として明記すること

商品に同封または納品書などの全ての情報に、自身を商品の販売者として明記する必要があります。そのため仕入れ先から商品を購入し、納品書が同封された状態で商品を発送してしまうと規約違反です。

仕入れ先に納品書を入れないように依頼して、仕入れ先のミスで納品書が同封されてしまうと、即規約違反の可能性があります。自身や転送業者に依頼して、確認しましょう。

要件3：購入者からの商品の返品受付・実施の責任を負うこと

購入者からの商品の返品受付・実施の責任を負う必要があります。不良や商品違い等が発生した場合には、Amazon出品者が返品受付を行わなければなりません。

しかし納品書を抜いて商品を発送した場合、不良や商品違いが発生した際に、購入者がAmazonへ直接連絡を入れる可能性が高いです。その結果、Amazonから規約違反を疑われる可能性があります。

不良や商品違い等が発生した場合に備えて、自作の納品書を同封しましょう。

要件4：Amazonの定める出品者規約およびポリシーの全ての条項を遵守すること

Amazonの定める出品者規約およびポリシーの全ての条項を遵守する必要があります。しかしAmazonの規約は膨大で全てを把握するのは骨が折れます。またAmazonの出品者規約やポリシーは比較的頻繁に変更されるため、定期的に確認しましょう。

Amazonで無在庫転売をする際の注意点

Amazonで無在庫転売するのは大きなリスクが伴います。以下の注意点を理解したうえで最新の注意を払い行いましょう。

出品者規約に違反するとアカウント停止のリスクがある

Amazonでは出品者規約に違反すると、アカウント停止のリスクがあります。たとえば仕入れ先からの納品書を抜き忘れてしまい、購入者に届き、購入者がAmazonへ問い合わせを行なった結果、出品者規約違反が発覚、アカウント停止になる可能性があります。

アカウント停止されると、売上金が最大103日留保される可能性や、悪質と判断された場合には、売上金が没収される可能性もあるため、注意が必要です。

小売業者から購入者に商品を直接出荷しない

別のオンライン小売業者から商品を購入し、その小売業者から購入者に直接出荷することは禁止されています。

たとえばメルカリや楽天、Aliexpressなどで商品を購入し、直接購入者に直接出荷するのは出品者規約違反です。

小売業者から商品を仕入れる場合、商品をAmazon出品者自宅や転送業者で一度受け取り、購入者に商品を出荷しなければなりません。

Amazon無在庫転売のやり方

Amazonとの販売価格を比較し商品をリサーチする

仕入れ先候補となる通販サイトとAmazonとの販売価格を比較し、出品する商品のリサーチを行います。

なお無在庫転売の場合、商品の出荷後に購入者に届くまでの時間に加えて、商品を仕入れるまでの時間がかかるため、価格や人気だけでなく、発送期間にも十分に注意しましょう。

Amazonで商品を出品する

Amazonで商品を出品しましょう。Amazonでは相乗り出品と呼ばれる既存の商品ページからの出品が可能です。

しかし競合のセラーが有在庫で販売を行なっている場合、発送期間などの問題で、自身が出品した商品が選ばれない可能性があります。

無在庫転売の強みは不良在庫のリスクがないことです。他のセラーが取り扱っていない商品も積極的に出品しましょう。

Amazonで商品が売れる・仕入れ先から商品を仕入れる

Amazonで商品が売れたら、仕入れ先から商品を仕入れましょう。小売業者から仕入れを行う場合、自宅や転送業者で一度受け取りを行う必要があります。

商品を出荷する

商品の出荷を行います。小売業者から仕入れた場合は、自宅や転送業者から出荷しましょう。卸売業者やメーカーから仕入れを行う場合、購入者へ直接出荷可能です。納品書の販売者が自身になっていることを忘れずに確認しましょう。

Amazonの無在庫転売で確実に稼ぐ方法

無在庫転売は不良在庫を抱えるリスクがないため、商品価格や送料、手数料を含めた仕入れコストの計算と販売価格の設定を間違えなければ、損失は発生しません。

そのため「売れるか分からない」と感じる商品も含めて大量に出品を行い、一定期間後に売れなかった商品は出品を停止し、代わりに新しい商品を出品し、「実際に出品して、売れる商品を見つける」ことが重要です。

なお無在庫転売でもアカウント停止になり、売上が没収されてしまうと大きな損失が発生します。繰り返しになりますが、出品者規約の確認を怠らないようにしましょう。

Amazon無在庫転売の情報まとめ

Amazonではいくつかの条件を守れば、無在庫転売ができます。不良在庫が発生しないため、大量に出品を行い、実際に出品し売れる商品を見極めることが重要です。出品者規約を定期的に確認しながら、無在庫転売を行いましょう。

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