中国輸入で無在庫転売は可能?無在庫転売のしくみや代行業者を使う方法まで徹底解説!
中国輸入販売ビジネスを始める場合、商品が売れ残ることを想像してしまうとリスクばかりに目がいき、一歩が踏み出せないという人は少ないのではないでしょうか。
そんな方にオススメしているのが、中国輸入ビジネスの中でも「無在庫転売」という販売方法です。
在庫を持たずにリスクを極力抑えた販売方法なので、初心者の方でも安心して始めることができます。
この記事では無在庫転売の仕組みからメリット・デメリットを解説していきます。
また無在庫転売をする上で注意しておきたいことや、失敗しないコツなどについても紹介しています。
通常の転売ビジネスよりも作業時間を抑えられるので、副業として輸入ビジネスを検討している人にとって、ピッタリの販売方法です。
無在庫販売(転売)の仕組みとは
無在庫転売は商品を仕入れする前に販売サイトに出品、商品が売れてから仕入れて発送するとういう形をとります。
通常の転売方法では、仕入れを先に行わなければならず、在庫を抱えるリスクがあります。
ですが無在庫転売は商品が売れなければ、仕入れる必要がないため、赤字になる可能性が低くなっています。
また仕入れるための資金が少ない人でも、無在庫転売なら、多くの商品を取り扱うことができます。
さらに在庫管理や無駄な仕入時間が短縮できるので、時間をかけられない副業でも始めやすくなっています。
無在庫販売(転売)のメリット・デメリット
無在庫転売は赤字になるリスクを抑えて始めることができるなど、多くのメリットがあります。
ですがメリットが多い分、デメリットも存在します。
メリットとデメリットをしっかり理解した上で、自分にあった転売方法なのか確認してみてください。
無在庫転売でのメリット
無在庫転売のメリットは、
- ノーリスクで始められる
- 資金がなくても始められる
- 作業時間が少ない
- 商品の保管場所が不要
大きく分けて4つのメリットがあります。
1.ノーリスクで始められる
冒頭でもお伝えしましたが、在庫を抱えるリスクがない無在庫転売は、商品が売れ残ることがありません。
自分の中では売れるはずだと思う商品がある場合、通常の転売方法では、在庫リスクになるリスクを抑えて販売に踏み切れないことがほとんどです。
ですが無在庫転売なら自分が売れるかもしれないと思う商品を販売できます。
売れ筋商品やデータに頼らず、ノーリスクで出品できることが大きなメリットと言えます。
2.資金がなくても始められる
無在庫転売は販売先の手数料だけで、ほとんど資金がない状態でも始められます。
クレジットカードで商品を仕入れると請求されるのは翌月なので、売れた商品の代金で支払いができます。
転売ビジネスでネックになる準備資金ですが、クレジットカードと少額の手数料代だけあれば、転売ビジネスを始められます。
3.作業時間が少ない
無在庫転売の場合、購入された商品数だけを仕入れられることや、売れなかった商品にかけた時間がなくなるので、作業時間が少なくなります。
また仕入れ先から直接発送するので、梱包する手間がかかりません。
通常の転売方法では、梱包に時間を取られたり、商品の仕入れ数量をどのくらいに調整するのかを調べたりするのに時間がかかってしまいます。
時間をかけて仕入れた商品も売れなければ大きなロスに繋がります。
無在庫転売ならこうした時間を短縮できるので、時間のない人にオススメの販売方法です。
4.商品の保管場所が不要
無在庫転売なら商品の保管場所がいらないので、商品を管理するスペースの確保が不要です。
商品の在庫を保管できるサービスなどがありますが、保管費用として商品の大きさや日数などによって手数料がかかってきます。
スペースがいらず、在庫管理もしなくてすむこともメリットの1つと言えます。
無在庫転売のデメリット
無在庫転売はノーリスクで始められるメリットがある反面、多くのデメリットもあります。
無在庫転売のデメリットは、
- 販売サイトでのクレームが増える
- 返品されると赤字になる
- 商品価格が変動する
デメリットをしっかりと理解すると対策できることが増えますので、1つずつ確認していきましょう。
1.販売サイトでのクレームが増える
無在庫転売は商品が売れてから、仕入れを始めるので、通常よりも発送に時間がかかります。
商品ページの説明文にしっかりと配送期間を記しておくと、クレームを少なくする対策をとれます。
ですが同じ商品で、到着までにかかる時間が短い商品ページがある場合、そちらで購入する方がほとんどです。
無在庫転売の場合、商品の回転率が低くなってしまうことを理解しておきましょう。
2.返品されると赤字になる
無罪転売は仕入れ先から直接商品を発送するので検品できません。
商品がお客様に届いてから不良があった場合、返品されるので配送料分だけが赤字になります。
また商品説明欄に商品到着までの時間を書いていたとしても、見落とされて注文にキャンセルが入る可能性もあります。
3.商品価格が変動する
リサーチ段階での商品価格と、購入された後発注するときの商品価格が異なる場合があります。
輸入転売ビジネスではエネルギー価格の高騰により、商品価格に転嫁されることもあるので注意が必要です。
また仕入れ先の在庫が切れることも考えられますので、仕入れ先の価格や商品数に注意しましょう。
代行業者を使う場合でも無在庫販売(転売)できる?
個人で中国輸入を無在庫販売する場合、検品できないことや、配送までの時間を予想しずらくなるなど、多くのリスクが伴います。
こうしたリスクを抑えるためにも、無在庫転売に対応している輸入代行業者の利用をおすすめしています。
中国輸入先の商品を直接お客様にお届けする場合、商品の検品が行えないことや、梱包が雑になっている可能性があります。
注文キャンセルや返品だけでなく、悪い評価が増えると、そのアカウントでの販売は難しくなります。
リスクを抑えるためにも、検品や梱包をしっかりと行なってくれる代行業者を利用しましょう。
無在庫販売(転売)で失敗しないコツ
無在庫転売で失敗する大きな理由は、価格設定と注文キャンセルや返品が多いことがほとんどです。
デメリットでも挙げていますが、中国輸入ビジネスでは価格の変動リスクがあります。
それを考えずに、価格設定をしてしまうと商品が売れたにも関わらず赤字になる可能性もあります。
リサーチ段階での仕入れ価格に変動リスクを入れた価格設定にしておきましょう。
また仕入れ先の評価から、不良品や梱包に不備がないか確認することも大切です。
無在庫販売(転売)が禁止されているサイトってあるの?
無罪転売を利用して多くの人が規約に触れる販売を行ったため、多くの大手ショッピングサイトで無在庫転売が禁止されています。
無在庫転売禁止サイト
- メルカリ
- ヤフオク
- ラクマ
- Yahoo!ショッピング
- Amazon
無在庫転売はリサーチした商品を実際に見ることなく、お客様に販売するので、実物とかけ離れた商品が届く可能性や未発送のリスクを伴います。
当然ショッピングサイトは自社の評判を落としたくないので、無在庫転売に対して厳しい対策をとることになります。
ですがBUYMAやBASEなど卸サイトとの連携を前提としているサイトでは、無在庫販売が可能です。
無在庫での販売先を探している人は、規約違反とならないよう、無在庫販売が許可されているサイトを利用してください。
中国輸入の無在庫販売(転売)についてまとめ
中国輸入での無在庫販売について仕組みからメリット・デメリットなどについて解説してきました。
無在庫転売は資金も必要ないことや、在庫になる心配がないのでノーリスクで始められます。
ですが検品できずに評価を落とすなどの、気をつけなければならいデメリットもありました。
副業として無在庫転売をする場合、デメリットをしっかりと理解した上で、輸入代行業者などを利用して、評価を下げないような対策をして始めてみてください。