中国輸入OEMで成功する方法!売れるオリジナル商品の作り方とは?
アマゾンで売れるためにどんな商品をOEMしたらいいのか見極める方法とは?
OEM商品を投入する目的は、アマゾンで長く安定した売上を目指していくことですが、それを叶えるような商品をどうやって考えていくのかは重要です。
どのようにその見極めを進めていくのかというと
- 皆さんが狙うターゲット層がどういった商品を求めているかアンテナを張り巡らせあらゆるニーズをキャッチしていく
そして、
- そのニーズの中で実際にOEM出来て売れそうな商品はどれか?を見極めていく
大まかにいうと、この2つのプロセスを使ってどのような商品をOEMしていくか考えていきます。
どういうことかもう少しわかりやすくするために、具体的な例を用いて更に見ていきましょう。
OEMする商品考えるために、まずはあらゆるニーズをキャッチしよう。(プロセス1)
アマゾンでもよく扱われているコスプレジャンルを例に、早速話を進めていきましょう。
アマゾンでもみるコスプレジャンルからどんなニーズがあるか例をあげてみよう
コスプレジャンルで扱われている商品は色々ありますが、何が欲しいのか消費者のニーズもさまざまです。
例えば、
- 「セーラー服はイーウーマート高校の制服が可愛いから、それが欲しい」 (ニーズ1)
- 「甲子園常連校の広洋貿易高校のユニフォームを着て野球の練習がしたい」(ニーズ2)
- 「ハロウィンパーティーの時に目立てる、ほうきを持った魔女のコスプレをしてみたい」(ニーズ3)
- 「好きな人気アニメキャラクターのコスチュームを着てなりきりたい」(ニーズ4)
- 「警察官のコスプレをしてみたい」(ニーズ5)
このような5つの消費者ニーズを見つけたと仮定しましょう。
全てのニーズに応えてOEM化できればいいですが、そういうわけにもいきません。
そこでOEMしてオリジナルブランド化した場合、安定して売れるのはどのニーズに応えた商品なのかをを見極めていきます。
消費者ニーズが把握出来たらOEMで成功しそうな商品を厳選しよう(プロセス2)
自分が狙うジャンルのターゲット層が持つニーズが把握出来たら、そこからどのニーズに応えた商品をOEMでつくっていくのか厳選していきます。
こちらでは引き続き先程のコスプレジャンル5つのニーズを使い、それぞれの需要に対して、OEM化するべきかどうかを見極めていきたいと思います。
OEMする商品はどのニーズのものか?見極めよう。 ニーズ例1、2の場合
上記で挙げたニーズ1、2に関してですが、基本的に学校の制服には商標登録はされていません。
だからといって、実際に学校の許可なしで作ることはできません。
またこういった商品はごく限られた人のニーズでしかないので、わざわざOEMでオリジナルブランド商品にしたとしてもそれほど期待できないのでやめたほうがいいでしょう。
OEMする商品はどのニーズのものか?見極めよう。 ニーズ例3の場合
有名なアニメキャラクターのコスプレをして、その人物になりきりたいというニーズは結構たくさんあるかと思うので、OEMしてオリジナルブランド商品を作っていいのではないかと思います。
ただここで気を付けたいことが、キャラクターの※商標権です。
(商標権とは、商品やサービスについた目印である商標を保護することを目的とする権利のことをいいます。)
くれぐれも「OEM」製品が商標権の侵害にならないように、コスプレ用品などは、モデルにするキャラクターが日本で商標登録されていないかどうか確認しましょう。
ちなみにこの商標権が取ってある商品かどうかは、「特許庁登録商標検索システム」のホームページから簡単に調べることができます。
実際、キャラクター自体の名前やイラストを製品に彫り込むことはできませんが、
2018年現在、キャラクターの衣装を再現したコスプレ用品は公式の物が出版社やメーカーから出ていない限り、違反とはなりません。
しかし、キャラクターの商標権を侵害することはできませんので、後付けで公式が出されれば撤退を余儀なくされるので注意が必要です。
OEMする商品はどのニーズのものか?見極めよう。 ニーズ例4の場合
ハロウィンコスチューム関連は季節商品になるので、売るタイミングが非常に大切です。
しかし、期間限定でも需要が非常に高まる分野なので、OEMする価値はとてもあります。
ただこの分野は並行輸入品も多く目にする分野なので、他では出していないオリジナルセット商品をOEMして販売するといった方法を選んでもいいのではないかと思います。
例えば魔女のマントや帽子に靴下やほうきまでつけて付加価値の高いオリジナルセット商品をつくり他店と差別化するといった方法です。
OEMする商品はどのニーズのものか?見極めよう。 ニーズ例5の場合
警察のコスチュームはコスプレの中でも比較的高い需要が見込まれるので、OEMで参入してもいいのではないかと思います。
ただ警察官コスチュームを作る際はあまりにも本物に近い商品では犯罪等に使用される可能性もあるので、できるだけ本物っぽいけれど、着てみると完璧ではないといった製品にするなどの工夫が必要です。
OEM化するかどうかは売れるための条件をクリアしたものに厳選しよう
こちらではコスプレジャンルを例に挙げましたが、どんな商品であれ
- その商品を買ってくれそうな方はどれぐらいいるのか
- 売れる時期は1年通してなのか、短期なのか
- 法律的に問題はないか
など様々な条件をあげて、すべてクリアして実際に販売したら売れそうだと確信が持てそうな物に絞ってOEMする商品を選んでいきましょう。
最後に
いかがでしたか?
皆さんが苦労して作ったOEM商品の販売をうまくいかせるために、
自分が狙うジャンルやターゲットにあるニーズをいかにキャッチするか
そして
そのニーズから売れる商品をいかに見極められるのか
が大きく関わってくることをお話してきました。
これからの中国輸ビジネスはOEMなしでの生き残りは考えられないという時代がそこまで来ています。
まずはオリジナルブランド商品づくりを楽しむ心を忘れずに、たくさんの消費者に受け入れていただけるような魅力的な商品完成を目指していただきたいと思います。