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販売代理店契約とは?OEMとの違いやメリットデメリットを解説

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中国輸入ビジネスには、様々なビジネスモデルが存在します。みなさんも、PB、OEM、ODMなどご存知でしょう。

しかし、「販売代理店契約」についてはご存知でしょうか?

「販売代理店契約とは何?OEMと何が違うの?」

「販売代理店契約のメリット・デメリットは?」

今回は、このような疑問にお答えしたいと思います。

「中国輸入ビジネスで成功したい!」という方は、ぜひ最後までお付き合いください。

[box04 title=”要点まとめ”]

  • 販売代理店契約とは、製品・サービスを第三者に代理販売をしてもらう際に交わす契約である
  • OEM契約とは、販売代理店の三つ目の形態である
  • 最大のメリットは「営業が不要になる」こと[/box04]

販売代理店契約とは

販売代理店契約とは何かを理解するために、販売代理店契約の二つの形態と、OEM契約との違いについて解説します。

販売代理店契約の二つの形態

販売代理店契約とは、製品・サービスを第三者に代理販売をしてもらう際に交わす契約です。

販売代理店には「取次型」「再販型」の二つの形態があります。

 

取次型

再販型

販売形態

販売側は紹介をするのみ。消費者へのフォローは提供側が行う。

販売側が消費者対応全般を行う。専門的なことのみ提供側が対応することもある。

契約関係

提供側と消費者

販売側と消費者

手数料

販売価格から販売手数料が代理店へ支払われる

提供側の卸価格に販売側が利益分を上乗せする

OEM契約との違い

OEM契約とは、販売代理店の三つ目の形態とも言えます。

再販売を委託している点では共通していますが、OEM契約は製品・サービスを委託している会社のブランドで販売します。消費者対応は、全て販売側が行います。

従って、消費者に対する責任、および供給の責任等を販売側が取ることになるので、提供価格は販売代理店よりもOEMの方が安くなります。

いずれにしても、商品を提供側と販売側の提供条件、責任分担、そして販売目標などを、事前にしっかりと規定する必要があります。

販売代理店契約とOEM契約のメリット・デメリット

次に、販売代理店契約のメリット・デメリットを解説します。

[box01 title=”メリット”]

  • 営業チームが不要
  • 販路の急速な拡大が可能
  • 販売戦略の改善がしやすい[/box01]

    [box02 title=”デメリット”]

    • 営業が他社に委ねられる
    • 販売ノウハウが蓄積されない
    • コストがかかる[/box02]

      販売代理店契約の最大のメリットを一言で表すと「販売という労力が無くなる」ということです。営業に行く人員、販売のルートなどは不要な上に、販売の体制を変更する際に自社内にそれほど大きな影響を及ぼしません。拡大するならば代理店数を増やし、縮小するならば減らすだけで対応できます。

      そしてそのメリットが、そのままデメリットでもあります。自社の営業チームではないからこそ、細かい指示を出すことはできません。また、いつまでも他社の販売能力に頼り続けることになります。コストがずっとかかることとに加え、いざ代理店契約をする余裕すら無くなった時には、手詰まりになってしまいます。

      まとめ

      販売代理店契約とは、製品・サービスを第三者に代理販売をしてもらう際に交わす契約です。販売代理店には「取次型」「再販型」の二つの形態があります。

      OEM契約とは、販売代理店の三つ目の形態とも言えます。再販売を委託している点では共通していますが、OEM契約は製品・サービスを委託している会社のブランドで販売します。

      販売代理店契約の最大のメリットを一言で表すと「販売という労力が無くなる」ということです。しかしそのメリットはそのまま、販売の自由度が下がる、販売能力が伸びないなどのデメリットでもあります。

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