中国輸入ビジネスは、圧倒的な安さで仕入れることができるため、始めやすく利益率も高いビジネスとして知られています。
しかしその一方で、中国のECサイト等から仕入れる際には、その商品の品質に注意しなければいけません。正しい手順を踏まずに大量に仕入れてしまうと、大損をしてしまう危険性があります。
「テスト仕入れとは?」
「テスト仕入れをする際の注意点は?」
今回は、このような疑問にお答えしたいと思います。
「中国輸入ビジネスで成功したい!」という方は、ぜひ最後までお付き合いください。
- テスト仕入れとは、複数の店舗から商品を少しずつ購入し、品質を比較する作業
- テスト仕入れは、優良な店舗を見つけるため・イメージ通りの商品を入手するために必須
- テスト仕入れは3~5品目を3個ずつ仕入れるのがベスト
- 仕入れた商品が売れるまでの期間・最も売れる販売サイトも調査しよう
テスト仕入れとは

テスト仕入れとは、その商品を大量に仕入れる前にまず複数のECサイト・店舗から商品を少しずつ購入し、品質を比較する作業を指します。テスト仕入れを行うことで、優良な店舗を見つけ出すことができます。イメージ通りの商品を入手するためには、必須の作業と言えます。
テスト仕入れが重要な理由は、下記の通りです。
- 商品ページと実物の質・色が異なる場合があるため
- 複数の店舗で同じ商品が出品されている場合、品質が高い方を選択するため(多くの場合、値段が安い方は品質が低い)
- 実際にその商品が売れるかどうかを調査するため
テスト仕入れのポイント

次に、テスト仕入れを行う上の注意点を解説します。
品目数 |
3~5品目 |
個数 |
3個 |
売れるまでのペース |
2週間以内に3個 |
販売サイト数 |
2つ以上 |
国際送料の負担を減らすためには、ある程度まとまった量の買付けを行った方が、一見お得のように感じられます。しかし、初めての仕入れは無理をせずに、品目は3~5品目ほど、また1品目あたり3個ずつまでにしましょう。つまり商品数は、多くても9~15点になります。
逆に言えば、1〜2個しか仕入れなかった場合、数が少なすぎるため正しく品質を比較できない・本当に売れる商品であるかどうか判断できないことがあります。やはり最低でも3個ずつは仕入れたいです。
そして最初の3個が売れるまでの期間を計算し、本仕入れの個数を判断します。理想は、月に5~6個売れることです。つまり、2週間以内で3個売れるほどの商品であれば、追加で仕入れることを検討しましょう。
最後に、仕入れた商品を複数の販売サイトで出品しましょう。Amazonでは売れるまでに1週間かかった商品が、メルカリでは1日で売れるということがあります。つまり、各販売サイトの客層や価格帯によってその商品にふさわしい販路が存在するので、そこも合わせて調査しましょう。
まとめ

テスト仕入れとは、その商品を大量に仕入れる前にまず複数のECサイト・店舗から商品を少しずつ購入し、品質を比較する作業を指します。テスト仕入れが重要な理由は、その商品の実物を確認するため、数ある店舗の中で最も品質が高いものを選択するため、そして実際に売れるかどうかを調査するためです。テスト仕入れを行うことで、イメージ通り商品を入手することができ、中国輸入ビジネスを成功させられる可能性がぐっと上がります。
テスト仕入れを行う上で注意するべき点は、4つあります。仕入れる品目数と個数、そして売却するまでのペースと販売先のサイト数です。
最初に仕入れる品目数は3~5品目、そして個数は3個ずつほどにしましょう。これより少ないことも多いこともおすすめできません。つまり、最初は確実に売り切れる量だけを仕入れるようにしましょう。
そして仕入れた3個の商品が、2週間以内に売れるかどうかを調査しましょう。もしそれ以上時間がかかる場合は、本仕入れを行うことを再検討することをおすすめします。また、客層や価格帯が異なるため、2つ以上の販売サイトで商品を出品しましょう。

