Amazonで出品停止になった場合は解除できる？出品停止になる原因や再度出品する方法を紹介！

中国輸入転売ビジネスを始めようと考えている人の多くは、転売先としてAmazonを検討しているのではないでしょうか。

誰でも簡単に出品できるAmazonは、やり方次第で利益を上げることも可能です。ですが、ガイドラインを読まずに始めてしまうと出品停止・アカウント凍結のリスクがあります。

そこでこの記事では、Amazonで出品停止になる原因や再度出品する方法を解説しています。

出品停止にならないために気をつけることについても紹介していますので、Amazonで輸入転売ビジネスを始める前に知識として覚えておきましょう。

Amazonで出品停止になる原因とは

Amazonで出品停止になる原因はAmazonの出品ルールを理解していないことが主な原因です。

Amazonでは「出品者の禁止活動および行為、ならびに遵守事項」というルールがあり、これを知らずに出品していると出品掲載を取り消されたり、出品権限を剥奪されたりします。

「出品者の禁止活動および行為、ならびに遵守事項」のなかで、出品停止になりやすい原因は下記のとおりです。

出品停止になる主な理由は、上記の5つが挙げられますので1つずつ解説します。

1.商品情報を正確に記載していない

出品商品の情報が正確に登録されていなければ出品停止になる可能性があります。

商品説明や商品のコンディション、配送オプションなど購入者に必要な情報が足りていないことが原因です。

出品する際には詳細な商品情報を登録するように注意してください。

2.Amazon参考価格に沿っていない

商品の販売価格は自由に設定できますが、Amazonの定める参考価格に適さない価格を設定していると出品停止になる可能性があります。

参考価格は他のショッピングサイトや小売店が表示している価格です。

他の商品よりも安くして販売したくなりますが、参考価格の範囲内で出品しましょう。

3.購入者からのクレーム

購入者から「商品ページの商品と異なる商品が届いた」といったクレームが入ると出品停止になる可能性があります。

出品者がクレーム対応をしている間、販売は一時停止になり、対処できるまでは解除されません。

商品画像や商品説明など、出品ページと商品は差異のないものにしましょう。

4.ストアパフォーマンスが著しく悪い

キャンセル率や出荷遅延率、購入者からの評価など、Amazonの定めるパフォーマンス指標を著しく下回る場合、出品停止の可能性が高くなります。

在庫不足による出品者都合のキャンセルや出荷遅延、顧客満足度が低いとパフォーマンス指標に届きません。

在庫管理や顧客対応に気をつけて出品するよう心がけてください。

出品停止になったときに解除する方法はあるの？

顧客満足度の低下や出品情報の不足などで出品停止になった場合、適切な対処を行えば解除できます。

出品停止になると「要ご対応 : 出品キャンセルのご連絡」が届き、出品停止が解除できる場合、メール内容に再出品についての記載があります。

出品情報の不足について記載があればメールの内容にしたがって、不足している商品情報を追記してください。

注文書や領収書、仕入れ先の連絡先情報の提出について記載があれば、必要書類を準備してAmazonへ提出しましょう。

理由は停止された商品自体が出品者利用規約に違反しているからです。

こうした商品はAmazonの規約に変更がない限り出品できないため、同じ商品や類似商品は取り扱わないほうが良いと言えます。

出品停止になった商品には「解除できる商品」と「解除できない商品」があることを覚えておきましょう。

出品停止になった商品を再度出品することはできる？

出品停止になった商品は「再度出品できる商品」と「できない商品」にわかれます。

上の項目でも説明したように出品停止商品には「解除できる商品」と「解除できない商品」がありました。

二つの内、解除できる商品についてはメールの記載内容に従って追記や必要書類の提出を行うことで再出品できます。

しかし、解除できない商品については規約違反の商品になるため、再出品はできません。

また、価格や商品情報の誤り、在庫切れが理由で出品停止になった商品なら、セラーセントラルの在庫管理ページから再出品可能です。

出品停止にならないために気をつけること

Amazonでの出品を検討している人が、出品停止にならないために気をつけることは「Amazonの規約に沿って出品情報を記入すること」や「ストアパフォーマンスを落とさないように注意すること」です。

ストアパフォーマンスについてはAmazonの「アカウント健全性の確認」から注文不良率やキャンセル率、出荷遅延率について詳細を確認しましょう。

この他にも気をつけたいこととして、下記のようなことが挙げられます。

それぞれ解説します。

1.商標権や知的財産権を侵害する商品は取り扱わない

商品詳細ページに使用する画像をウェブページからアップロードしたり、無断で第三者の画像を使用したりすることなどは禁止されています。

第三者のイラストや写真を無断で使用する人がいますが、Amazonの知的財産権や商標権フォームから申し立てできるようになっているため、すぐに出品停止措置がとられるでしょう。

出品画像に使用するものは、仕入れ先で使用可能となっているものやご自身で用意したもの、許可を取ったものを使用してください。

2.複数アカウントで出品しない

特別な理由がない限り、Amazonセラーアカウントは1つまでと決まっています。

何も知らずに複数アカウントで販売している場合、調べられた時点ですべてのアカウントが停止される可能性があるので注意してください。

ただし、独立したビジネスとしてアカウントを所有する場合やAmazonに申請をして許可がおりた場合は例外です。

2つ以上のアカウントを作成して運用を考える人もいますがリスクが伴うため、おすすめできません。

3.ノーブランド品に商標をつけない

Amazonで販売されているノーブランド品の多くは中国輸入品です。

商標権のあるシールやラベル、タグなどを貼り付けて出品している人がいますが、禁止されています。

ノーブランド品につけるタグやラベルなどのデザインは、自分で作成するか委託したものを使用しましょう。

Amazonの出品停止についてまとめ

この記事では、Amazonの出品停止の原因や解除方法などを解説しました。

Amazonで出品停止になる理由は、

• 商品情報を正確に記載していない
• Amazon参考価格に沿っていない
• 購入者からのクレーム
• ストアパフォーマンスが著しく悪い

上記が主な原因でした。出品停止を解除できるものもありますが、購入者からクレームのついた商品で出品停止になったものは取り扱わないほうが無難でしょう。

これからAmazonでの転売を検討している人はガイドラインをしっかりと読み込んで挑戦してみてください。