関税・税関

中国輸入の関税の計算方法とは?計算ツールの使い方や関税の仕組みを解説

仕入れ額を大幅に抑えることができる中国輸入ですが、関税や手数料の計算を甘く見積もってしまうと思ったように利益をあげられないことがあります。

商品を入れる前にはしっかりと関税の計算をしておくことが大切になってくるため、関税の計算方法を解説します。

作業量を減らすことができる関税ツールについても紹介していますので、商品仕入れ前に利用してみてください。

中国輸入で発生する関税とは?

日本国内の企業や産業を守ったり、海外企業の誘致を目的としたりといったことの政策が関税です。

法律や条例、相手国や商品によって税率が異なるため、仕入れ前には商品の税率を調べる必要があります。

また、個人輸入と商用輸入では税率が変わってくることも特徴の1つです。

個人で使用する物は個人輸入

個人での使用を目的とした個人輸入は商品代金の60%×税率が関税となり、商品代金が16,666円以下のものは例外を除いて関税が免除となります。

また、関税率は簡易税率と実行関税率に分けられていることも覚えておきましょう。

課税価格の合計が20万円以下と少額輸入では簡易税率が適用されるので、関税を抑えて輸入できる可能性があります。

簡易税率

品目〔具体的な品目例〕 関税率
1 酒類
(1) ワイン
(2) 焼酎等の蒸留酒
(3) 清酒、りんご酒 等
70円/リットル
20円/リットル
30円/リットル
2 トマトソース、氷菓、なめした毛皮(ドロップスキン)、毛皮製品 等 20%
3 コーヒー、茶(紅茶を除く)、なめした毛皮(ドロップスキンを除く) 等 15%
4 衣類及び衣類附属品(メリヤス編み又はクロセ編みのものを除く) 等 10%
5 プラスチック製品、ガラス製品、卑金属(銅、アルミニウム等)製品、家具 等 3%
6 ゴム、紙、陶磁製品、鉄鋼製品、すず製品 無税
7 その他のもの 5%

出典 : customs.go.jp

20万円を超える輸入には実行関税率が適用されます。

実行関税率の税率は1,000以上に分けられているので、詳しく知りたい方は税関HPで調べてみたください。

営利目的なら商用輸入

保険や経費など、商品代金とは別にかかるすべての費用が課税対象となるのが商用輸入です。

商品代金(送料+保険+その他経費含む)の100%×関税率(簡易税率or実行関税率)がかかることになります。

中国輸入は転売目的なので「商用輸入」が適用されることを覚いてください。

中国輸入の関税の計算方法

国際送料を含めた商用輸入の関税の計算方法は、商品総額が20万円未満の場合、仕入れ価格×簡易税率。

商品総額が20万以上であれば仕入れ価格×実行関税率で関税を計算できます。

しかし関税の他、3つの費用を計算しなければ正しい計算はできません。

関税以外にかかる費用

  1. 消費税(国際送料+仕入れ価格+関税)×10%
  2. 税関手数料
  3. 中国輸出通関手数料

消費税は10%、税関手数料は段ボール1箱につき200円、輸出通関手数料は1箱4元(70円)となります。

さらに代行業者の手数料や中国国内での配送料を含めた費用も一緒に計算することで正しい利益計算が可能です。

中国輸入で使えるおすすめの関税計算ツール

関税の計算は慣れるまで時間がかかるので、副業として始める方のネックとなりますが、専用のツールを利用すれば簡単に計算可能です。こちらでおすすめしている関税計算ツールはHUNADEの無料計算ツールです。

こちらが用意している計算ツールは主に4つです。

  • 商用輸入用で20万円以下の関税計算ツール
  • 商用輸入用で20万円以上の関税計算ツール
  • 個人輸入用の関税計算ツール
  • 衣類専用の関税計算ツール

個人使用・商用と、どちらにも対応しているツールが用意されており、入力フォームに数字を打ち込むだけで簡単に計算できます。

簡易税率と一般税率どちらにも対応したツールの他にもさまざまなツールが揃っているのでぜひ利用してみてください。

関税計算ツールの使い方

HUNADEの関税計算ツールの使い方は簡易税率と一般税率では入力内容が異なります。

一般税率の計算ツールの使い方

商用目的で課税価格が20万円を超える関税の計算に利用するツールです。

入力内容は下記の通りです。

  • 輸送費用
  • 保険代金
  • 評価(その他経費を含む)
  • 商品単価
  • 関税率
  • 個数

まずは、海上/航空運賃と保険代金、評価を入力します。評価には商品が日本に届くまでにかかった費用やかかる予定のある費用を入力してください。

次に商品単価と関税率、個数を入力します。関税率はウェブタリフと呼ばれる関税検索ツールから確認しましょう。

上記の内容を入力するだけで課税価格や関税などが計算されます。

簡易税率の計算ツールの使い方

商用目的で課税額が20万円以下のときに利用するツールです。

こちらのツールの入力方式は2つに分かれており、関税率を手入力したい方は「関税率入力式」を選択して、項目から選びたい方は「関税率選択式」を選びましょう。

入力内容

  • ショップがある国
  • 1梱包の総重量
  • 評価(保険・運送費、その他諸費用)
  • 商品価格
  • 関税率
  • 個数

ショップがある国はアジアを選択し段ボール1つの重さを入力します。

保険や運送費などを入れたら商品価格と関税率、個数を入力しましょう。

選択式の関税率は60以上ある項目のなかから適切なものを選んでください。

すべての項目を入力すると関税と消費税などがわかります。

個人輸入の関税計算ツール

個人輸入専用の関税計算ツールは商品価格と関税率、個数を入力するだけの簡単なものになっています。

個人使用目的の場合、海外ショップでの小売価格の60%に「簡易税率」または「一般税率」をかけるだけなので複雑な計算が必要ありません。

こちらのツールは商品価格がUSDのレートになっているため、中国元を日本円にしてから米ドルに変換しなければならないため注意してください。

中国輸入で使える関税計算ツールについてまとめ

この記事は中国輸入で使える関税計算ツールについて解説しました。

関税の計算は商用と個人使用で異なる上に課税価格で税率が変化します。

商用輸入では商品価格や保険、輸送費などを含めたものの合計に税率をかけるため、複雑な計算となります。

こちらで紹介している関税計算ツールを利用すれば、複雑な計算が簡単にできるので利益計算をする際にはぜひ利用してみてください。

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