すでに中国輸入ビジネスをされいる方は、日々梱包・発送作業に追われているのではないでしょうか。
副業で物販をするなら、代行できる作業はすべて任せるほうが時間に余裕ができて新しいことに挑戦できます。
Amazonでの物販ではFBAを利用するだけで大幅に作業時間を短縮できるため、FBAのメリットや手数料について詳しく解説します。
FBAに便利な計算ツールについても紹介していますので、参考にしてみてください。
目次
AmazonのFBA(フルフィルメント)を使うとどんなことができる?
Amazonで物販するならFBAと言われているほど便利なサービスで、FBAを使ってできることは下記の通りです。
AmazonFBAで出来ること
- 注文の配送代行
- 商品の保管
- カスターマーサービス
- 返品手続き代行
- さまざまな手数料の無料化
- ブランド登録された商品の売上の内5%がリベートされる
物販で時間を取られる発送作業や商品の保管場所の提供をしてもらえる他、お客さま対応をAmazonが代行してくれるため、商品リサーチや新たな販路の開拓などに時間を使うことができます。
FBAに登録したあと商品をFBA倉庫に納品した最初の50点分の在庫保管手数料が90日間無料になるなど、費用を抑えて便利なサービスが利用可能です。
AmazonFBA手数料に含まれているものとは
FBA手数料に含まれているものはFBA倉庫で行われる作業にかかるコストです。
FBA手数料に含まれているもの
- 商品の保管
- 商品のピッキング作業
- 保管商品の梱包作業
- 商品発注からの出荷作業
- 販売商品のカスタマーサービス
AmazonのFBAでは上記のような作業が行われており、FBA手数料には作業にかかるコストが含まれています。
また、FBA手数料に含まれていないものの1つに配送代行手数料としてサイズ区分ごと1商品につき手数料がかかるので注意してください。
サイズ区分 | 寸法* | 重量 | 配送代行手数料(商品あたり) | |
---|---|---|---|---|
小型 | 25cm x 18cm x 2.0cm以下 | 250g以下 | 288円 | |
標準 | 1 | 35cm x 30cm x 3.3cm以下 | 1kg以下 | 318円 |
2 | 60cm以下 | 2kg以下 | 434円 | |
3 | 80cm以下 | 5kg以下 | 514円 | |
4 | 100cm以下 | 9kg以下 | 603円 | |
大型 | 1 | 60cm以下 | 2kg以下 | 589円 |
2 | 80cm以下 | 5kg以下 | 712円 | |
3 | 100cm以下 | 10kg以下 | 815円 | |
4 | 120cm以下 | 15kg以下 | 975円 | |
5 | 140cm以下 | 20kg以下 | 1,020円 | |
6 | 160cm以下 | 25kg以下 | 1,100円 | |
7 | 180cm以下 | 30kg以下 | 1,532円 | |
8 | 200cm以下 | 40kg以下 | 1,756円 | |
特大型 | 1 | 200cm以下 | 50kg以下 | 2,755円 |
2 | 220cm以下 | 3,573円 | ||
3 | 240cm以下 | 4,496円 | ||
4 | 260cm以下 | 5,625円 |
上記の手数料には10%の消費税が含まれます。
出典 : sellercentral.amazon.co.jp
※改定により配送代行手数料は異なる可能性があります。
配送代行手数料以外でかかる費用は、在庫の保管に関わる手数料と購入者返品手数料などです。
多くの商品をFBA倉庫に送るため手数料の計算が複雑になってしまいますが、Amazonが用意する料金シュミレーターを利用すれば簡単に計算できるので安心してください。
AmazonFBA手数料の計算方法は?計算ツールはあるの?
AmazonFBA手数料の計算方法は配送代行手数料と在庫保管手数料などを知る必要があります。
在庫保管手数料は下記のように設定されています。
服&ファッション小物、シューズ&バッグ以外の商品の在庫保管手数料
期間 | 小型/標準サイズ | 大型サイズ/特大サイズ | |
---|---|---|---|
在庫保管手数料 | 1月~9月 |
5.160円 x[商品サイズ(cm3)] /(10cm x 10cm x 10cm) x [保管日数]/[当月の日数] |
4.370円 x[商品サイズ(cm3)] /(10cm x 10cm x 10cm) x [保管日数]/[当月の日数] |
10月~12月 |
9.170円 x[商品サイズ(cm3)] /(10cm x 10cm x 10cm) x [保管日数]/[当月の日数] |
7.760円 x[商品サイズ(cm3)] /(10cm x 10cm x 10cm) x [保管日数]/[当月の日数] |
上記の手数料には10%の消費税が含まれます
服&ファッション小物、シューズ&バッグ商品の在庫保管手数料
期間 | すべてのサイズ | |
---|---|---|
在庫保管手数料 | 1月~9月 |
3.10円 x[商品サイズ(cm3)] /(10cm x 10cm x 10cm) x [保管日数]/[当月の日数] |
10月~12月 |
5.50円 x[商品サイズ(cm3)] /(10cm x 10cm x 10cm) x [保管日数]/[当月の日数] |
上記の手数料には10%の消費税が含まれます。
出典 : sellercentral.amazon.co.jp
上記の期間を超えて長期保管する場合やFBA商品の返送、放棄には1商品につき別途手数料が発生するので、仕入れ商品の数量には気をつけてください。
各配送料金については「見出しにあるFBAに含まれているもの」に記載しているサイズ区分を確認してください。
Amazonの料金シュミレータの利用方法と確認できる内容
Amazonが用意する料金シュミレーターを利用すると、FBAにかかる料金が確認できます。
Amazon料金シュミレーターを開き下記の項目を入力するだけです。
- 商品カテゴリー
- 段ボールの寸法
- 商品重量
- 商品価格
- 配送料
サイズ区分に記載のある段ボールの寸法と商品重量を入力。商品カテゴリーを設定したら価格と配送料を記載してください。
するとAmazonから出荷した場合や出品者から出荷した場合など複数の項目を確認できます。
FBA手数料を確認する際はAmazonから出荷を選択しましょう。下記の内容が確認できます。
- Amazon手数料
- 出荷費用
- 在庫保管手数料
- その他の費用
- 純利益
- 純利益率
料金シュミレーターによる計算結果に対してAmazonによる補償はありませんが、出品にかかる費用が詳細にわかるので利用してみはいかがでしょうか。
AmazonFBA手数料についてまとめ
この記事はAmazonのFBA手数料について解説しました。
FBA手数料には梱包や発送、カスタマーサービスといったFBA倉庫での作業にかかるコストが含まれています。
個人での物販で大切な時間は商品リサーチです。梱包や発送といった作業時間はなるべく短縮しましょう。
配送料や保管費用が別途必要になりますが、Amazonで毎月50点以上の商品を出品したい方はFBAを利用してみてはいかがでしょうか。
