タオバオとは？初心者向けにわかりやすく解説【2022年最新版】

「淘宝網(タオバオ) ってよく中国輸入で聞くけどどんなサイトなのかな？」
「初心者でも始めやすいのかな？」
と疑問を持っていませんか？

タオバオは中国のECサイト。
中国国内におけるEC市場で第1位のシェアを占めています。
日本からの登録も無料で行えるアジア最大規模の通販サイト。

タオバオの利用を悩んでいる方は5分ほどで読めるので、一読してみてください。

アジア最大の通販サイトタオバオの市場規模

タオバオはアジア最大規模の通販サイトです。
2003年に中国のEコマース企業アリババグループの1社として設立されました。
アリババグループは現在世界最大規模をほこる流通総額を持っています。

日本国内のメルカリやヤフオクに似ており、個人出品ができるサイトです。

「淘宝網 (タオバオ) 」とは、
「見つからない宝物はない、売れない宝物はない」という意味。

その名の通り、中国国内の個人間取引 (CtoC) のシェアは第1位。
利用者は5億人を超え、出品数も8億点以上といわれています。

2016年のタオバオと天猫Tmallとの流通総額は約56兆円。
楽天市場は約3兆円と、実に18倍近い市場の差があります。

タオバオの特徴に独自のチャット「アリワンワン」や、決済方法「アリペイ」が挙げられます。

タオバオが取り入れている「アリワンワン」というチャットツール。
メッセージはもちろん、スタンプや既読の有無なども確認できる機能はついています。

タオバオの出店店舗のほとんどがこのチャットで相談から購入の取引までを行います。

店舗と購入前後にわたって直接やり取りできるのがメリット。
出店者との距離も近いので、信頼できる人を探すこともできます。

タオバオの決済はアリペイを利用します。
アリペイとはタオバオの母体であるアリババグループの電子マネーサービス。

購入の際は、アリペイにチャージしたお金から決済を行います。
タオバオの決済は日本のクレジットカードでも利用できます。

日本のクレジットカードは以下の3種類が対応しています。

中国の銀行口座がなくても利用できるのは便利ですよね。

タオバオと天猫Tmallの違いは取引相手です。
タオバオは個人間 (CtoC) 、天猫Tmallは企業と個人間 (BtoC) での取引です。

日本国内のサービスで例えるなら
タオバオはメルカリやヤフオク、
天猫Tmallは楽天市場やAmazonです。

タオバオの方が同じ商品でも値段が安く、品数も豊富です。
しかし個人出品も多いため、ニセモノや詐欺に利用されることも……。

一方天猫Tmallは出店者が企業かブランドに限られます。
出店にともない年会費や取引手数料といった固定費がかかります。
また、営業許可証や販売ライセンス証明、取扱商品の商標登録証の準備や審査などタオバオに比べて出店ハードルが高いです。

価格は高くはなりますが、信用できる商品を信頼できる企業から購入できるメリットが。

値段の安さを取るならタオバオ、品質や信頼性を取るなら天猫Tmallの利用をおすすめします。

タオバオは誰でも登録無料で利用できる中国のECサイトです。

個人ですぐに出店ができるため、品質には不安が残ることも。
ですが品数も豊富で市場規模は中国第1位を誇っています。

アリペイを使用することで、中国の銀行口座を持たずに決済が済むのもいいですよね。

気になる方は公式HPを確認してみるのをおすすめします。