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中国から個人で輸入する時に安くて使いやすいサイト7選!【2022年最新版】

 中国輸入ビジネスを行う際、まずは「どこの中国輸入サイトから商品を仕入れるのか」を決める必要があります。

中国のECサイトはサイトによって商品の価格帯や得意ジャンル、サービス内容が変わってきますので、利用しやすく、利益率の高い商品を仕入れられるサイトを選ぶことが重要です。

ぜひ今回の記事を通して利用してみたいECサイトを見つけてみてください!

中国輸入ビジネスの仕組み、転売するまでの流れ

中国輸入ビジネスは以下3つのステップで完結します。

  1. 商品のリサーチ(日本Amazonなどでよく売られている商品を中国輸入サイト・ECサイトで探し、Amazonとの価格差を調べる)
  2. 商品を中国から輸入する(日本のAmazonとの価格差が高ければ、中国から輸入しても十分利益率を見込めるということになる)
  3. 商品を販売する(日本のAmazonなどで商品を販売する)

「こんなにシンプルでいけるの?」と逆に不安になるかもしれませんが、中国輸入ビジネスはたった3ステップで完結します。

輸入ビジネスはいかに仕入れ金額をおさえて利益を上げるかが肝になりますので、仕入れ先の選定が非常に大切です。

中国から商品を輸入して転売するのがおすすめの理由

転売ビジネスの中でも「中国輸入ビジネス」をおすすめする理由は多くあります。

中でも代表的なメリットは以下の通りです。

  • 中国輸入サイトは単価の安い商品が多い
  • ノーブランド品の品揃えが豊富
  • 仕入れコストが低く、利益率が高く見込める
  • 代行業者の選択肢が豊富なので、輸入時のトラブルが少ない
  • 国と国の距離が近いので、配送にそれほど時間がかからない

転売ビジネスではいかに安く仕入れて、高く売るかが重要です。中国仕入れであれば、国内よりもずっと安く仕入れることができ、高い利益をあげることができます。

中国最大手!アリババ系列のサイト

1999年に設立されたアリババグループが運営するサイトは世界で最大の流通額を持っており、中国のEC市場でも圧倒的なシェアを誇っています。想定されてたビジネスモデルはBtoB、BtoC、CtoCとあらゆる領域をカバーしており、アリババ系列のサイトを抑えていれば、中国輸入の仕入れに困ることはありません。それではアリババ系列のサイトをまとめてご紹介します。

1688.com(アリババ)

まず初めにご紹介するのがアリババグループ創業当初の事業を支えてきたBtoBサイトの1688.com(アリババ)です。こちらのサイトは中国企業相手を想定したサイトとなっており、日用品や食品、服飾雑貨などの一般向け商品以外にも工業品や各種原材料などの販売も行っています。そのため中国輸入ビジネスを行っている人の中でもっとも利用している人が多い仕入れサイトと言われているのです。

BtoBスタイルの、業者向けの卸売りサイトということもあり、商品の仕入れはロット単位での注文になります。ロット単位で購入するメリットは注文数量を多くするほど、商品単価が安くなり、通常よりもかなり安価な価格帯で仕入れられることです。また、1688.comに出店しているのは卸業者や製品を製造する工場なので、オリジナルブランドのOEM製品についても積極的に対応してくれる業者が見つかりやすく、長期的な視点からも商品仕入れ先の1つに入れておくと良いでしょう。

ただし仕入れ先として利用する際の注意点が1つあります。それは1688.comは中国国内の業者向け卸サイトとなっているので、日本から商品を発注するためには現地のパートナーを見つけるか輸入代行業者の協力が必要ということです。

OEMとは

自社工場で他社のブランドを製造することをOEMと言い、日本語にすると相手先ブランド製造ということになります。つまり商品の企画~販売といった過程の中の生産部分を他社に委託することを指しているのです。

製造ラインは同じものが使用されるため、既存の製品をベースにアレンジを加えたオリジナル製品の製造が可能となっています。

中国輸入ビジネスでは上記のOEM製品が、競合との差別化を図るために必要な手段になるので覚えておいてください。

淘宝网(タオバオ)

中国のインターネット普及に伴い2003年に設立された、個人と個人を結ぶサービス淘宝网(タオバオ)は1688.comや天猫と並ぶ、アリババグループの代表的なECサイトです。

個人間取引(CtoC)サービスをメインにしていますが、実際に商品を販売しているのは個人だけでなく企業も出店しているため、取り扱い商品数は10億点以上と「タオバオで見つからない宝はない」と言われているほどです。

商品の発注はアリババと違い、1個からでも購入が可能なので、同一商品を複数の出店者から1点づつ購入したい場合に困ることがありません。また、会員登録を行い支払方法をクレジットカードにしておけば個人で利用できるのもメリットの1つと言えるでしょう。

ただし会員登録は中国語を翻訳して登録しなければならず、購入した商品に問題がある場合、すべて中国語や英語での対応が必要になるので注意してください。

天猫(テンマオ)

企業間取引や個人間取引の次に事業拡大を狙って設立されたのが、企業対個人向けのサービス天猫(Tmall)で、2008年にタオバオモールとしてサービスが提供されていましたが、2010年には天猫として独立したサイトになりました。現在もサイトは独立していますが、タオバオから天猫の商品を見つけることも可能です。

タオバオに比べて出店している企業のクオティに違いがあり、メーカー直営店やブランド販売店、セレクトショップとして販売ライセンスを持つ国内外の企業が出店しています。そのため個人商店等が販売している商品にくらべると価格も高くなりますが、中国国内や海外のハイブランド品、クオリティの高いオリジナル商品を仕入れることが可能です。

天猫で商品を仕入れる場合、タオバオでの会員登録がすんでいる方は個人でも問題なく商品を購入できます。しかし、タオバオ同様にトラブルが起こると、中国語での対応をしなければなりません。とはいえ商品のクオリティは保証されているため、個人で利用するならタオバオよりも天猫をおすすめします。

Alibaba.com

中国の中小企業向けに世界での販路開拓を目的にしたサービスAlibaba.comは、国内外の企業間取引(BtoB)がメインのプラットフォームです。

世界各国の製品を仕入れることが可能ですがBtoB取引がメインのため、最低発注数量が決まっている場合もあります。また、基本的にはメッセージでのやり取りを行ったあとに注文しなけばならないため、個人での仕入れ先としてはハードルが高いサービスと言えるでしょう。

アリババグループが越境ECとして展開するサービスには天猫国際やKaolaなどがありますが、中国輸入ビジネスでは利益率の高い商品をメインに仕入れを行うため、基本的には中国国内向けサイトの1688.comやタオバオ、天猫を利用してください。

AliExpress(アリエクスプレス)

これまで紹介したサイトはアリババグループが中国企業や国内の消費者に向けたサービスです。国内事業の拡大に伴い世界に目を向けたサービスに、2010年に開始されたAliExpress(アリエクスプレス)があります。

中国の小売業者が提供する商品を世界150か国のバイヤーに提供できるプラットフォームで、世界各国の言語に対応してるのが特徴の1つです。もちろん日本語表記でも閲覧できる上、商品の購入はクレジットカードでの支払いが可能です。もちろん、購入した商品は代行業者を通さずとも日本へ発送してもらえます。

利用はしやすいですが、取り扱い商品数や価格面で1688.comとタオバオに劣るというのが実情です。「個人で簡単に中国の商品を輸入してみたい」という場合に利用してみてもいいでしょう。

アリババグループ以外のサイト

ここまではアリババグループのサイトをご紹介しましたが、中国輸入ビジネスで利用できるECサイトはアリババ系列のみではありません。中国国内のEC市場を占める割合いが圧倒的に高いのはアリババグループですが、仕入れ先の候補になる他のサイトもご紹介します。

京東商城(JD.com)

京東商城(JD.com)は、テンセントグループが運営しているECサイトで、中国版LINEのような存在である「WECHAT」も運営していることで有名です。アリババグループのライバルにあたる巨大グループで、天猫に次ぐECサイトとして中国国内で人気を集めています。

一般消費者向けに日用品や食品、家電などが販売されており、自社で在庫を持っていることが特徴の1つです。この点を踏まえると、日本のAmazonに近いようなサイトと言えるでしょう。そんなJD.comはPC機器専門のECサイトとしてスタートしており、電化製品やガジェット系に強い総合ECモールです。

蘇寧易購(sunning.com)

蘇寧易購(sunning.com)は家電量販店大手「蘇寧電器」が運営するサイトです。中国国内シェアで4位につけたこともあり、家電分野では高い評価を獲得しています。日本でいうといころのビックカメラに近い存在です。

出品している商品は家電はもちろんのこと、スポーツ用品や衣料品、食料品など幅広いジャンルの商品を取り扱っています。電化製品に力をいれているため、電気用品安全法に沿った商品の輸入に向いているサイトとも言えるでしょう。

どのサイトを使う上でも気を付けること・注意点

上記で紹介したサイトは原価率の高い商品を輸入するために必要ですが、利用する前に知っておきたい注意点について解説します。

どのサイトを使う上でも気を付けること

  1. 不良品や粗悪品が送られてくることもある
  2. 日本に輸入が禁止されている商品がある
  3. 商品の輸入には関税がかかる

 

不良品や粗悪品が送られてくることもある

中国と日本では文化に大きな違いがあるため、物流での商品の扱いや梱包が雑になることもあります。また、商品の色味や細かいディティールにこだわらない傾向があるため、商品到着時にトラブルの原因となる場合もあるでしょう。

これは仕入れ先の出店者によっても大きく異なるため、発注する前には評価の確認や素材について質問することが大切です。基本的に中国語でのやり取りになるので、トラブルを防止するために輸入代行業者を利用したほうが良いでしょう。

日本に輸入が禁止されている商品がある

どの仕入れサイトを利用する場合でも、予め注意しないといけないことがあります。中国のECサイトなので当然ですが、国内の消費者に向けて作られているプラットフォームなので、日本への輸入が禁止されている商品が販売されていることもあるでしょう。

このような商品については、輸入をしてはいけないので事前にルールを把握する必要があります。

日本への輸入が禁止されている、もしくは輸入する際に注意を要するものがありますので、一例をご紹介します。

【輸入禁止物】
・武器類、危険物、爆発物
・薬物類
・ブランドのコピー品

【輸入可能だが法律が絡むもの】
・電気製品
・電波を出す機器
・医薬品、化粧品
・キャラクターグッズ

【輸入する際に注意を要するもの】
・CD、DVDなどのメディア商品(輸入時の検査が厳しいため)
・壊れやすい商品
・あまりにも安く販売されているもの(粗悪品である可能性が高いため)

この中で特に注意してきたいのは、輸入規制のある製品です。電化製品では日本国内の電気用品安全法に沿っていない製品が販売されていることも多く、輸入に許可が必要になることもあるので注意しましょう。

商品の輸入には関税がかかる

海外から輸入する商品には法律で定められた関税の支払いが発生します。個人輸入での関税計算は難しくありませんが、日本国内での販売を目的とした製品の輸入は商用目的にあたるため、関税の計算が複雑になるでしょう。

品目によっては個々に定められた税率が決まっていることや、場合によっては関税が免除になることもあるので、関税について正しい知識をつける必要があります。

こうした法律を知らずに商品を輸入すると、税関で没収されたり書類の提出が必要になったりするので注意してください。

実際に中国から商品を輸入する方法

輸入ビジネスでの仕入れ先や利用する際の注意点を踏まえて、実際に中国のECサイトから商品を輸入するための方法は下記の2つです。

個人で輸入する

中国ECサイトの会員登録や関税の計算、中国語でのやり取りができる方や輸入商品の在庫管理場所がある場合、中国のECサイトから個人で商品を輸入することも可能です。しかし、基本的に物流から販売までのプロセスすべて行わなければならないため、時間に余裕のある方に向いている方法と言えます。

また商品の発注はロット単位が基本で、品質を確認するための少量仕入れも行う必要があるでしょう。現地に信頼できるパートナーがいれば、工場と直接やり取りもできるため安心ですがチャットでやり取りする場合、中国語は必須です。

輸入代行業者を利用する

個人輸入では仕入れ先とのやり取りや顧客対応などに追われるため、商品の検品や再包装などに時間をかけることが難しく、扱える商品数に限界があります。しかし、輸入代行業者を利用すれば物流の大部分を任せることが可能です。

仕入れたい商品を伝えるだけで見積もりを出してもらえる上、代行業者が代わりに商品を購入して日本に発送してくれます。料金プランによって内容は異なりますが、オプションを利用すれば検品や再包装も行ってくれるので、作業時間を大幅に削ることも可能です「。

そのため、扱う商品を増やしたりリサーチに時間をかたりと利益を増やすためのプロセスに集中できるでしょう。特に副業で時間のない方におすすめの方法で、1度仕組みを整えてしまえば半自動的に収益化できるメリットがあります。

中国輸入ビジネスを始めるなら代行業者を活用

中国輸入ビジネスでの作業プロセスを効率化してくれる代行業者を使って、利益を伸ばすことが成功の近道ですが、日本から利用できる業者の数は多く、業者によって得意としているサービスが違うこともあります。

まずは輸入代行業者が行っている主なサービス内容を知って自分にとって必要なサービスなのか確かめてみてください。

代行業者が行っているサービス

中国輸入代行業者が行っているのは中国ECサイトを利用した仕入れ代行です。個人で中国ECサイトを利用する場合、会員登録後に仕入れ商品の発注を行い、配送方法を指定して商品が日本に到着すのを待たなければなりません。

ですが各代行業者は独自の注文システムをもっており、そこに仕入れたい商品のURLを貼り付けて数量を指定するだけで簡単に商品の購入ができます。面倒な手続きや出店者とのやり取りが不要なので、誰でも簡単に中国ECサイトの利用が可能です。

また、基本サービスは仕入れ商品の発注や中国元での決済代行、荷受け作業及び日本国内の指定場所への配送ですが、業者によっては下記のようなサービスがあります。

代行業者の基本サービス及びオプション

  • 検品・特別検品
  • OEM・ODM対応
  • FBA対応
  • 無在庫転売対応
  • 商品リサーチ代行
  • 商品撮影代行
  • 翻訳
  • アパレル系採寸
  • 中国現地仕入れ同行アテンド
  • セット販売の詰め合わせ
  • 簡易包装・梱包強化
  • 商品の一時管理など

基本サービスに付随するものや手数料が発生するものなど、各代行業者によってサービス内容は異なるので注意してください。

代行業者を利用しなければならない理由

中国ECサイトには中国国内向けのサイトと、越境ECと呼ばれる海外向けのサイトがあります。海外向けのサイトは日本からでも利用できるように設計されていますが、中国国内向けサイトの場合、決済方法に現地の銀行口座が必要になったり、海外への配送に対応していなかったりするため、代行業者を利用しなけばそもそも輸入できません。

加えて中国から仕入れる商品はトラブルがつきもので、発注した商品とイメージ画像が異なることや、配送中に商品が紛失することも考えられます。個人ではこうしたトラブルに時間をかけられないため、そのまま泣き寝入りするケースもあるので、輸入代行業者の利用は必須というわけです。

代行業者の選び方

中国輸入ビジネスには欠かせない代行業者は各業者ごとで、サービス内容や料金プランが大きく異なります。

シンプルなサービスほど手数料を抑えて商品を発注できますが、自分のスタイルに合わせた代行業者を選ぶ必要があるでしょう。

たとえば、商品を仕入れるECサイトは天猫で販売サイトはAmazon、FBAサービスの利用を検討していたとします。この場合、天猫に対応いている代行業者かつAmazonのFBA倉庫に直接発送してくれる業者を選ばなければなりません。

また、顧客からクレームがでないように厳しい検品を行ってくれる業者が良いでしょう。万が一不良品などが見つかった場合は、返品に対応してもらえるかも確認したいところです。

このように自分の販売スタイルに合わせて輸入代行業者を選ぶと良いでしょう。

弊社ワールドマートグループでは、初めての方でも中国輸入に挑戦しやすい【杭州マート】、ある程度経験を積まれた中級者輸入代行のイーウーマートを運営しており「1688.com」「タオバオ」「天猫」を利用した仕入れが簡単にできます。

発注した商品の中からランダムで1つを抜き取ってカラーやサイズ、デザインを確認し、残りの同じ商品を外観検査する検品も無料です。AmazonのFBAにも対応しており、OEM/ODMといった各種オプションも整えていますので、これから中国輸入ビジネスを始めたい方は気軽に相談してください。販売スタイルや担当者が気になる方には無料でZOOM面談も行っています。

個人輸入ビジネスにおすすめのサイトについてまとめ

商品自体の価値でものを売ることができる中国輸入転売は、特殊なスキルがなくても行えるビジネスです。そのため「初心者でも手軽に始められて、結果が見えやすい」と言われています。コロナの影響で自宅にいる時間が増えたことがキッカケで輸入ビジネスに興味を持たれた方もいるでしょう。

気になったときに始めることで、思いがけない体験をすることもあるため、この機会にぜひ挑戦してみてください。商品の仕入れについては「中国輸入代行業者」を活用することで簡単に仕入れできるので、自分のビジネススタイルを決めてから商品を仕入れてみましょう。

WMG(ワールドマートグループ)
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