アリババ・タオバオ・Tmall

アリババとタオバオの違いとは?それぞれのメリット・デメリットを徹底比較!

中国輸入ビジネスを行うとき、まずは「どこから商品を仕入れるのか」
を決める必要があります。

数多くある仕入れサイトの中でも
アリババ」もしくは「タオバオ
を利用している人は圧倒的に多いです。

今回は中国輸入ビジネス初心者に向けて、代表的な仕入れサイトである
「アリババ」と「タオバオ」の違い、そしてそれぞれの仕入れサイトの
メリットとデメリットについて解説します。

アリババとタオバオはここが違う!それぞれの特徴を紹介!

ではまずは「アリババ」と「タオバオ」の違いから見ていきましょう。

アリババ

アリババはアリババ・グループが運営するオンラインマーケットで
一言で表すと、オンラインの卸売市場となっています。

メーカーや工場が直接出品している場合が多く
個人向けというよりはまとまった数量を購入する業者向けの仕入れサイトとなっています。
取り扱っている商品はアパレル、工業用部品、農業用製品などさまざまとなっています。

出品者は工場が多いので、オリジナル商品を販売するための「OEM製造」
できる工場も見つけやすいです。

タオバオ

タオバオの正式名称は「淘宝網(タオバオワン)」で
これは「見つからない宝物はない、売れない宝物はない」
という意味にちなんで名づけられています。

タオバオは個人対個人のプラットフォームであり
中国国内で最も親しまれているオンラインサイトです。
実際、中国全体のオンラインショッピング市場の約80%がタオバオで取引されています。

タオバオは日本でいうメルカリと楽天の間というようなイメージです。

アリババを利用するメリット・デメリット

アリババを利用するメリットとデメリットを下記の通りです。

メリット

価格が圧倒的に安い

アリババは工場やメーカーから直接購入できるため
仲介業者のマージンが少ない分、かなり安く仕入れができます

OEMを依頼しやすい

中国輸入ビジネスで差別化を図るために、OEM製造
いわゆるオリジナル商品を作って販売する方法があります。

アリババは工場が出品者なのでOEM製造に応じてくれる工場を探しやすい
というメリットがあります。
ある程度既存の商品を仕入れてみて、品質に信頼できる工場と判断した場合に
OEMを依頼するといいでしょう。

デメリット

たまにお店の対応が遅いことがある

アリババの出品者は工場での製造をメインとしているので
繁忙期などはアリババでのチャット対応が遅い場合もあります。

対応の早さについては出品者によって変わるので
お店の評価を参考にして購入先を選ぶようにしましょう。

最低ロット(注文数)が決まっている

アリババは卸サイトで、基本的に業務用で購入されることを想定されています。
そのため、最低ロットが決められている場合が多く
1個~数個での購入が出来ない場合があります。

アリババはたくさん購入する代わりに仕入れ代金も
かなり安くしてくれる仕入れサイトと考えておきましょう。

タオバオを利用するメリット・デメリット

続いてタオバオのメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット

品数がとにかく豊富

タオバオが取り扱う商品はアパレル、玩具、アクセサリー、雑貨などと
取り扱い商品数は10億点以上に上ります。
「タオバオにないものはない」と言われているくらい商品の数が豊富です。

ロット数が定められていない(1個から購入可能)

タオバオはアリババと違い、個人対個人のオンラインサイトです。
そのため、ロット数などは定められていなく、1個から購入が可能です。

大量に仕入れたのに売れないというリスクも回避できます。

デメリット

個人で出店しているところもあるので粗悪品が届く可能性がある

タオバオは個人で出品している人が多いので、商品の質にバラつきがあります。

同じ商品でも多数の出品者が存在しているので、粗悪品に当たってしまわないためにも
事前にそれぞれの出品者の商品レビューと商品価格を比べることが大切です。

アリババに比べると価格が少し高い

タオバオは個人が出店できるモールなので、卸市場の役割を担っているアリババよりは
価格が少し高くなっています。
その代わり、タオバオは基本的に1個から商品を購入できます。

売れる商品かどうかまだわからないときはタオバオで数個仕入れ
そして売れることが明確になったときにアリババでまとまった数量を仕入れる
という利用方法がおすすめです。

アリババとタオバオだとどっちがおすすめ?

ここまで、アリババとタオバオの違いについてご紹介しました。

正直、アリババとタオバオでどっちがおすすめかというと、時と場合によります。

ちょっとだけ試しに仕入れて売ってみたい場合は「タオバオ」。

そして、同じ商品をまとめて仕入れたい場合は「アリババ」の利用をおすすめします。

売れるかどうかも分からないのに、アリババでたくさん仕入れてしまうのは
リスクがあるので、うまく使い分けるようにすることが重要です。

アリババとタオバオの違いについてまとめ

アリババとタオバオは中国輸入ビジネスにおすすめの仕入れサイトではありますが
実際仕入れる際は直接仕入れサイトとやりとりするのではなく
輸入代行業者を経由して仕入れることをおすすめします。

輸入代行業者を利用すると、言語面での心配はもちろん不要で
さらに商品に不良が出た時も返品や交換の交渉がしやすいです。

できるだけトラブルなく効率的に商品を仕入れるためにも
ぜひ輸入代行業者の利用を検討してくださいね。

WMGでは輸入代行業者についてもたくさんご紹介していますので
そちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

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