こんな経験はありませんか?
アリババやタオバオの中から売れる商品を時間をかけてリサーチしたけど
中国事務所に届いたら、「破損・欠け・ひび割れ・折れ」していた!なんてこと・・・
中国側担当者から、「商品が欠けていましたどうしますか?再度購入しますか?」とメッセージが・・・
目をそむけたくなる内容・・・。
できれば、そんなメッセージは読みたくないですよね。
そして、このブログにたどり着いたあなたは、
心あたりがあるから、改善したいと思っているから、ご覧いただいているかと思います。
今回は、【不良品】を少なくするための梱包対策についてお伝えしていきます。
配送時に破損が起こる原因
破損が発生してしまうタイミングは2つ。
-
中国国内配送中
国際配送中
ショップから貨物が配送されると、商品のサイズによりますが
他の貨物と一緒に、バイク便や貨物車で配送され、揺れ等で貨物同士がぶつかり合い破損が起きることがあります。
これは、国際配送も同じです。
最も安い船便を利用した場合、混載便といって1つのコンテナに他の貨物も積んで運ぶので
貨物同士がぶつかり合い、破損が起きることがあります。
また、たまにですが輸出・輸入の検査中に商品の箱潰れや破損が起こることもあります。
破損を日本に入れてしまっては、交換・再買付するには
費用や日にちが勿体ないため、B級品として売ってしまった方がいいです。
そして、中国国内間で、不良品が出てしまったとしても
きちんと対策・対応が出来れば、そんなに大事ではありません。
中国国内配送・国際配送の破損等に関しては、一切責任を負うことはいたしておりません。
不安な方は、国際配送を行う貨物に対し保険をかけることが出来ますが、
その手続きはご自身で行っていただく必要があります。
イーウーマートを利用して、中国事務所で不良品が発見された時どうしたらいいのか
そして、不良品を少しでも日本に輸入しないためにはどうしたらいいのか
を事例を交えながら、策をお伝えしていきます。
「梱包対策」をすることで防げる!
梱包対策とは
梱包対策とは、発送する商品を傷つけないよう段ボールやクッション材で包装する業務のこと。
梱包対策のメリット
貨物をただダンボールなどの梱包資材に入れたり包んだりするだけでは、
配送中の揺れなどが原因で、傷がついたり破損したりする恐れがあります。
梱包するために必要なのは商品にあったダンボール選びです。
イーウーマートでは、商品のサイズや重さ・壊れやすさ・国際送料を考慮した上で、梱包しており
知識と経験で梱包を行うことで、外部の衝撃から和らげ破損を防いでいます。
貨物をきれいな状態で会員様の手元に送り届けるためにも、
梱包は欠かせないものだといえます。
梱包対策のデメリット
上記のことから、梱包対策に力を入れない場合は、破損した商品が手元に届くということです。
破損し商品が手元に届いても、売り物にはならないので破棄するしか他はありません。
商品代金や配送料、その他諸経費は水の泡です。
また、梱包費用が発生するというのがデメリットの一つでもあるかと思います。
会員様の中には、利益を下げるのがいやなのか
「包費用を無料に出来ないのか?梱包して配送するのが当たり前」という考えを
お持ちの方もいらっしゃるようで、、、、
物・人を使うには、お金が発生します。
イーウーマートでは、梱包を利用すると梱包費用が発生します。
費用をいただく以上に、知識と経験がある梱包スタッフが行うので、
日本に到着後、破損しているという報告は、かなり少ない印象です。
そのため、梱包対策には、ある程度のお金をかけ破損を防ぎましょう。
中国国内間の配送中に発生した事例
商品:ガラス製のクリーム容器を購入
こちらの写真は、工場から届いた状態です。
中国事務所に到着後、特別検品を行うため検査員が開封するとこの状態でした。
梱包しているとまではいきませんが、
商品の間に、薄いプチプチが引いてあるだけの状態です。
工場 → 中国事務所までの配送中の運行状況で
商品と商品がぶつかり合ったりしたのが原因かと考えられます。
実際に、特別検品を始めるとやはり不良品が多く出てきます。
検査員を通して、中国側担当者が不良の数を報告をしてくれます。
その後、工場に交渉し「交換(送料は購入者負担)まはた返金」のどちらかとなります。
配送中の梱包対策
中国国内間:梱包対策を行う場合
注文を行う事を前提とし、
と依頼をしてみてください。
ビジネスを行う以上、「利益」を考えますので
相手にとって利益が見込めるお客様だと認識・考えさせる必要があります。
内容によっては、別途料金が発生する場合がありますし、
面倒くさがって返信がない、または、嫌がる可能性もあることは十分に理解しておきましょう。
生産国である中国側の目線でお伝えすると
1回の注文数100~500個は、とても少ないので不調になる事の方が多いです。
セラーとはいえど、工場から仕入れを行う際
大ロットで仕入れ、売りさばいているため少ないと感じます。
交換・再購入する場合
同セラーで交換・再購入を行う際は、
1回取引をしているどんなセラーなのか、品質がある程度わかるかと思います。
- ・交換を行う場合
経験を基に・・・
と「指示」を出してみてください。
- ・再購入する場合
経験を基に・・・
と「指示」を出してみてください。
「梱包対策」をすることで防げます!
国際配送:イーウーマートでの梱包対策依頼の仕方
日本に輸入してから、不良品を中国へ戻すわけにもいかないので梱包方法の指示を行います。
指示の方法は2つあります。
写真
各工程を1枚ずつ撮影し、Excel等に写真を張り付け、番号を振りどこをどんなふうにするのか等入力し
「梱包指示書」を作成し中国側担当者へ送る
準備するもの
- 写真撮影できるもの(スマートフォン・デジタルカメラ等)
- 同様の商品(サイズや形状が似ていれば問題ありません)
- プチプチ
動画
各工程を1本のムービーに収め、動画を中国側担当者へ送る
準備するもの
- 動画撮影できるもの(スマートフォン・デジタルカメラ等)
- 撮影スタンド等カメラを固定できるもの
- 同様の商品(サイズや形状が似ていれば問題ありません)
- プチプチ
写真・動画のどちらかを行い対策しましょう。
梱包方法・工程によっては、通常の梱包方法とは異なるため
別途料金が発生するか、お断りさせていただく可能性があります。
事前に中国側担当者へご相談くださいませ。
今回のガラス製のクリーム容器は、動画を撮影し梱包依頼を行いました。
(動画が残ってないため、梱包が完成した状態でお伝えいたします><)
梱包条件
- 最大3つまで
- 梱包は、商品が四方が入り尚且つ4回包み
- 4回包み終わった後、余った両端は左右に織り込む
- テープは、四方から数回巻き付け
- 新しい段ボールに詰め替え、隙間なく整列させ入れる
工程毎に、写真撮影を依頼し確認しましょう!
破損品を減らすには、お金をかけてでも梱包方法にこだわるべし!
注文前から、商品への梱包への意識を高めましょう。
この商品は、どのような梱包方法すると破損しにくいのだろうか?と梱包方法を考え指示することで
破損を防ぐことが出来るかと思います。
イーウーマートでも、取り扱い含め、梱包方法には十分に気を付けておりますが
会員様が一番、商品について理解しているかと思います。
少しでも不良品を防ぎ、良品をどんどん販売していきましょう!
中国側担当者への具体的な指示出し方法や上手に取引する方法については
こちらのブログで解説しています。