「中国から商品を簡単に輸入できるの?」
「商品を転売するまでの流れが知りたい」
これから中国輸入を始めたい方はこうした悩みを持っているのではないでしょうか。
中国輸入と聞くと「難しい」といったイメージを持たれる方もいますが、副業としても人気のジャンル。誰でも簡単に始められるビジネスです。
そこでこの記事では中国輸入のやり方や転売までの流れを解説しています。
中国輸入におすすめの商品ジャンルについも紹介していますので、最後までご覧ください。
目次
中国から商品を輸入するのは簡単?中国輸入のやり方とは
中国から商品を輸入するには、現地に行って商品を買い付けるか中国のショッピングサイトで購入する方法があります。
副業として中国輸入を始める方は、後者の中国のショッピングサイト(ECサイト)を利用することになるでしょう。
輸入のやり方は大きく分けて「個人で輸入する」又は「業者に依頼して輸入する」の2通りのやり方があります。
まずは個人で輸入するやり方から紹介します。
【個人輸入】中国から商品を輸入する
タオバオやアリババといった中国ECサイトは、日本からでも会員登録できるので個人でも直接商品を購入できます。
やり方は簡単で仕入れたいサイトの登録ページから情報を入力して登録後、普通に商品を検索して購入するだけです。
利用するサイトはAliExpressやAlibaba.comが個人での輸入におすすめです。
【輸入代行】中国から商品を輸入する
2つ目のやり方は輸入代行業者に依頼する方法です。
輸入代行業者は商品購入から価格交渉、通関や検品といったあらゆる手続きを請け負う業者のことで、中国輸入をしている方の9割以上が利用しているサービスと言えます。
商品購入のやり方は、代行業者の用意する専用のシステムに商品情報を入力するだけで、あとは全ての手続きを業者が行ってくれるため、待っているだけで倉庫や自宅に商品が届きます。
個人輸入に対応していない店舗や工場から商品を仕入れできたり、作業時間を大幅に短縮できたりとメリットが多いので中国輸入を始めるなら代行業者を利用しましょう。
中国から輸入した商品を仕入れて転売するまでの流れ
まずは商品を輸入する前に、誰をターゲットにどこで販売するのかを決めることが重要です。
輸入品の転売先はAmazonやメルカリ、個人ショップがあり、中国輸入転売はAmazonがおすすめです。
Amazonがおすすめの理由
Amazonは利用者数が多いことに加えてFBAという商品の発送や保管、顧客対応などを代わりに行ってくれるサービスがあるためです。
代行輸入業者の多くはこのFBAサービスに対応しており、中国で仕入れた商品を検品・梱包してFBA倉庫に配送してくれるので、副業にかける時間が大幅に短縮できます。
転売の流れとしては、Amazonで利益が出せそうな商品をリサーチして代行業者を通して仕入れるだけです。
実際に行う作業は商品リサーチとAmazonでの出品ページの作成や管理になります。
逆に個人輸入をする場合は、商品リサーチをして仕入れ商品を購入。日本に発送してもらい検品、販売サイトで商品ページを作成して売れたら商品の梱包を行って発送という流れになります。
実際に1人で作業を行うと副業として利益を出すためには、かなりの作業時間がかかってしまうでしょう。
中国輸入転売のメリット・デメリット
慣れるまでに時間のかかる中国輸入転売ですが、副業として十分に利益が出せることは事実です。
これから中国輸入を始める前にメリットとデメリットを知っておくと良いでしょう。
中国輸入転売のメリット
中国輸入転売のメリット
- パソコンがあればどこでもできる
- 利益率が高い
- 準備資金が少額
- オリジナルブランドを作れる
パソコンとインターネット環境さえ整っていれば、自宅やカフェなどで作業できるので、場所に縛られることはありません。
また、中国の卸サイトの商品は小売価格の1/10で仕入れられるので利益率が高く、準備資金が少額ですむこともメリットの1つと言えるでしょう。
輸入転売に慣れてくればOEMやODMなどのオリジナルブランド商品を作れるので、ライバルとの差別化もできます。
中国輸入転売のデメリット
中国輸入転売のデメリット
- 利益計算が複雑
- 到着までに時間がかかる
- 不良品を仕入れてしまうことも
関税や送料、販売手数料など、利益計算が複雑なことが1つ目のデメリットになります。適当に計算してしまうとほとんど利益が残らないこともあるため注意しましょう。
また、個人輸入では商品が日本に到着後、検品するので不良品を仕入れた場合はセラーとのやり取りに中国や英語が必要です。
返品のために送料や時間がかかってしまうこともデメリットになります。
中国輸入転売でおすすめの商品ジャンル
中国輸入転売のリサーチは、既に中国輸入をしているセラーの商品を真似することが一般的です。
中国輸入品の多いジャンルは下記になります。
- アパレル
- バック・アクセサリー
- カー・バイク用品
- PC周辺機器
- 日用雑貨
- ペット用品
- スポーツ用品など
中国で仕入れる商品はノーブランド品のため、Amazonやメルカリなどでノーブランド品を検索すると上記のジャンルが確認できるでしょう。
実際に利益を上げている商品は季節もので例えば、夏休みシーズンはキャンプやバーベキューのグッズなど。時期に関係ない商品では生活雑貨やカー・バイク用品などが挙げられます。
売れ筋になる商品はすぐにライバルセラーが集まるので、リサーチを徹底していち早く利益商品を見つけるようにすると良いでしょう。
仕入れや商品を販売するときの注意点とは
これから中国輸入を始める方が知っておきたい注意点は、偽物や不良品を仕入れてしまうことです。
個人輸入では日本に届くまで検品できないため、業者を利用して中国国内で検品できる体制を整えておきましょう。
2つ目に注意したい点は、販売に許可が必要な商品を知らずに輸入してしまうことです。
「技適マーク」の電波法や「PSEマーク」の電気用品安全法など、販売に許可が必要な商品があることをご存知でしょうか。
商品カテゴリーごとに日本での販売に許可や免許が必要なものもありますが、こうした販売に手続きが必要な商品ほど、ライバルが少なくなるので狙い目とも言えますね。
中国輸入転売のやり方についてまとめ
この記事は中国輸入転売のやり方について解説しました。
中国輸入転売は仕入れ方法や販売先でやり方が異なりますが、基本的には代行業者に依頼して中国から商品を輸入することが一般的です。
検品や梱包を代行してくれるため、日本に届く前に不良品がわかるので安心できますし、セラー経験のある代行業者を利用すればアドバイスを聞くこともできます。
1人で始めるよりも経験者からのアドバイスを聞くほうが失敗も少なく済むので、これから中国輸入を始める方は参考にしてみてください。
