在庫を持たない無在庫販売は、0から始めるビジネスとして、リスクとコストを抑えながらできる副業です。
「家族との時間を大切にしながら収入を上げる方法はないのか」と悩んでいる方にも、ピッタリの販売方法となっています。
この記事では、無在庫販売について特徴や仕組みについて紹介後、メリットやデメリットなどを解説します。
無在庫販売について理解を深めていただき、自分にあっている販売方法だと感じる方はこの機会に挑戦してみてください。
目次
無在庫販売とは?無在庫販売の特徴としくみ
無在庫販売とは手元に在庫のない商品を先に出品して、購入されてから初めて商品を仕入れて販売する方法のことです。
本来であれば[仕入れ→出品→注文が入る→発送]という流れになります。
しかし、無在庫販売は[出品→注文が入る→仕入れ→発送]になるため、在庫を持たずに販売できることが特徴です。
「違法なんじゃないの?」と悪いイメージのある無在庫販売ですが、こうした販売方法を規制する法律はないので違法にはなりません。
欧米ではドロップシッピング(無在庫販売)は当たり前であり、日本の卸サイトでもこうした販売方法に対応しているところは存在します。
ただし、Amazonやヤフオクのように無在庫販売を禁止しているサイトもあるため、販売先になるサイト選びや販売の仕方などには注意しなければなりません。
無在庫販売のメリット・デメリット
無在庫販売は、売れなかった商品の在庫を抱えることがないため、赤字になりにくいことが最大のメリットと言えるでしょう。
この他にも無在庫販売には、さまざまなメリットがありますが、当然デメリットもあるのでそれぞれ解説します。
無在庫販売のメリット
無在庫販売のメリット
- 資金がほとんどいらない
- 商品の保管場所が必要ない
- 作業時間を短縮できる
商品の仕入れに一定の準備費用を必要とする物販ですが、無在庫であれば発注が入った商品だけの資金だけですむため、準備資金が少ない方でも始められます。
一度販売のサイクルができれば、商品の仕入れ資金が足りなくて困るということがないのは大きなメリットと言えるでしょう。
また、本来であれば商品リサーチに時間を費やすことになりますが、無在庫販売は1,000以上の商品を出品して売れた商品のみを残すスタイルなので、1つの商品を細かく分析してリサーチする時間はかりません。
無在庫販売のデメリット
無在庫販売のデメリット
- 商品管理が難しい
- クレームが増える可能性がある
- ライバルが多い
無在庫販売では1,000点以上の商品を取り扱いながら日々、商品情報の更新をしなければならないことがデメリットと言えます。
1,000点以上ある商品の更新に加えて問い合わせなどにも対応する必要があり、手元に商品のないものは細かい質問に答えることができないこともあるでしょう。
また、無在庫販売は既にライバルが多く、ある程度利益を上げるためには差別化が必要になります。
商品の差別化にはOEMやODNといったオリジナル商品を販売しなければ難しいですのが現状です。
ですが、OEMやODMに対応している業者を選ぶことでライバルとの差別化を簡単にできるようになるため、業者選びは慎重に行いましょう。
中国輸入で無在庫販売がおすすめの理由
中国輸入で無在庫販売がおすすめの理由は、利益が上がるまで長く続けられるからです。
在庫を抱える物販では、商品の仕入れ数量に限りがあり、しっかりとリサーチをする時間のない方は赤字になるリスクが高くなっていまいます。
結果として3カ月から半年で諦めてしまうことになり、成果が上がる前に撤退ということになる可能性も考えられるでしょう。
しかし、無在庫転販売は代行手数料やツールの利用料だけで、長く継続できるため大きく利益が出せるようになるまで続けることもできます。
無在庫販売の成果はアカウントの信頼度や継続したマーケティングで変わるため、長期のサイト運営を前提に始めてみてください。
無在庫販売をするときに失敗しないコツ
無在庫販売をするときに失敗しないコツは、代行会社を慎重に選ぶことです。
無在庫販売の商品に注文が入ると、仕入れ先から購入者に直送されることが一般的になっています。
そのため、発送作業や検品など、質の高いサポートのある業者選びが必要です。日本人が商品に求める品質は高いので、こうしたニーズに対応しているところを探しましょう。
また、無在庫販売で1番のリスクとも言える配送期間にも注意してください。日本のショッピングサイトでは2〜3日で商品が届くことが多く、配送期間を確認していない消費者との間でトラブルになることもあります。
業者を選ぶ際には、配送料金や配送方法も確認した上で、注文日からの配送期間に注目して業者選びを行いましょう。海外発送であれば1週間を目安にすると良いでしょう。
無在庫販売をするときの注意点
無在庫販売をするときの注意点は、販売先のルールをしっかりと確認して顧客対応を怠らないことです。
販売先のプラットフォームはBASEやBUYMAなどがあり、それぞれのルールを細かく確認しておきましょう。
販売先によっては無在庫販売を禁止しているプラットフォームもあるためです。
顧客対応を怠らない
無在庫販売は実物を確認できないことに加えて大量の商品を取扱うため、その分商品情報を細かく明記しなければなりません。
購入者から質問がくる内容を予測して説明欄に追記しておくと、顧客対応に追われることも少なくなるはずです。
また、実際に商品を見ないと確認できない内容の質問もあるため、いつでも業者とコミュニケーションが取れる状態を取っておきましょう。
中国輸入の無在庫販売についてまとめ
この記事は中国輸入の無在庫販売について解説しました。
無在庫販売は在庫を持たないビジネスなので、少額の資金で始められることに加えて在庫スペースも必要ありません。
ツールを使用したり、作業を外注化することで、時間を確保しながら利益があげられるため、副業におすすめのビジネスと言えるでしょう。
販売商品数の多い無在庫販売は顧客対応が重要です。オプションサービスが充実した、コミュニケーションの取りやすい業者選びをしっかりと行った上で挑戦してみてください。
