「Amazonでせどりをしたいけど、利益を出すやり方がわからない」など、これからAmazonでせどりを考えている人に向けて、今回は中国から輸入して転売して稼ぐための方法を解説していきます。
この記事を読んでもらうことでわかることはコチラです。
- Amazonで転売をおすすめする理由
- 中国輸入にはデメリットもある
- 中国から輸入する方法
- Amazonへの転売方法
- 中国輸入から転売するコスト
この記事を読んで中国から商品を輸入してAmazonでせどりをはじめてみましょう。
中国輸入をしてamazonへ転売することがおすすめな理由とは?
中国から商品を輸入してAmazonへ転売することがおすすめな理由は、2つのキーワードに分けてお伝えする必要があります。
1つ目が中国輸入というキーワードです。
中国輸入をおすすめる理由は中国輸入は利益率が高く、仕入れ原価が安いことにあります。
他の物販ビジネスは利益率20%以下と低い傾向にありますが、中国から輸入する場合その多くが、30%以上の利益率を出すことができます。
さらに中国から仕入れる商品は種類も豊富で価格も安いことで、他のビジネスと比較しても少額からはじめられることが中国輸入をおすすめする理由として挙げられます。
2つ目のキーワードはAmazonせどりです。
Amazonを利用するメリットも2つあって、1つ目はその市場規模の大きさです。市場規模の大きさから出品者が飽和することも商品カテゴリーによっては無いと言えるので、今から中国輸入転売ビジネスをはじめても利益を出すことができます。
2つ目のメリットはAmazonの物流代行サービスのFBAというサービスです。
FBAサービスの内容
- 商品の保管
- 注文処理
- 配送
- 返品対応
上記のことをamazonが代行してくれます。このサービスを利用できることで、転売ビジネスで手間のかかることをしなくてすむので、空いた時間を商品のリサーチに費やすことができます。
これまでに説明したことが、中国輸入をしてAmazonでせどりをおすすめする理由です。他にも中国輸入にはOEMができるという大きなメリットがありますが、中国輸入に慣れるまでは難しいので割愛しています。
次は中国から輸入することのデメリットを紹介していきます。
中国輸入のデメリットとは?
中国輸入のデメリットは大きく分けて3つあります。
1つ目は注文した商品が日本に届くまでの時間がかかることです。
気に入った商品を見つけて発注してから、代行業者を利用することを考えても1週間ほどかかってしまいます。個人で仕入れた場合は4日以内には届くことがほとんどですが、トラブルにあう可能性があるのでおすすめできません。
2つ目は粗悪な商品を仕入れてしまうことにあります。
なるべく安い商品を探して転売しようとして粗悪な商品を輸入してしまうことがあります。これは代行業者を利用することで、商品がお客様に届く前に未然に防ぐことができます。ですがショップを選ぶときはなるべく評価の高いショップを選びましょう。
3つ目は複雑な計算をしなければいけないことです。
確実に利益が出るように計算するためには商品の価格は当然のこと、関税や国際送料など原価計算をしっかり行わなければなりません。
次は中国から商品を輸入する方法を解説していきます。
中国から商品を輸入する方法
中国から商品を輸入するための流れを見ていきましょう。
- 商品のリサーチ
- 利益の計算
- 出品者に仕入れ値の交渉
- 商品の受け取り
大きな流れはこの4つのステップに分けられますが、代行業者を利用すると商品のリサーチと利益の計算をするだけで、後は代行業者に任せることもできます。
商品のリサーチについてですが、中国のECサイトを利用して利益の出そうな商品を見つけていきます。商品を選ぶ際には輸入規制に注意が必要です。商品を決めたら実際に掛かる費用を計算して、商品の単価交渉などを行い輸入しましょう。
中国輸入商品をamazonで転売する方法
中国輸入商品をamazonで転売する方法は、amazon出品用のアカウントを登録し、FBAサービスに登録してから商品を仕入れて販売しましょう。
FBA倉庫に商品が届いたら商品を実際に販売していきます。
amazonは1つの商品ページに複数の人が出品できるシステムになっているので、競合との商品価格や出荷スピードなど、お客様にとって良い条件を出すことで、他の出品者よりも販売権を優遇してもらえるようになります。
これをカートを獲得するといいます。カートを獲得するために商品価格は定期的に見守る必要があります。
コストはどれくらいかかるもの?
中国輸入商品をAmazonで販売するためには想像よりもさまざな費用が掛かってきます。コストをまとめたものはコチラです。
- 仕入れ価格
- 中国国内送料
- 国際送料
- 関税・通関手数料・消費税
- Amazon販売手数料
上記の表にプラスでかかる費用は代行業者を利用した場合に、代行業者に支払う手数料。amazonでFBAサービスを行うときにはFBAの手数料がかかってきます。
FBAの手数料
FBAの手数料は大口出品を前提とした場合で基本料金は月額4,900円です。
基本料金の他にも商品を1つ販売するごとに販売手数料が掛かってきます。販売手数料は商品によって異なりますので、確認して下さい。
カテゴリー | 販売手数料 | 最低販売手数料 |
---|---|---|
本 | 15% | なし |
CD・レコード | 15% | なし |
DVD | 15% | なし |
ビデオ | 15% | なし |
エレクトロニクス(AV機器&携帯電話) | 8% | 30円 |
カメラ | 8% | 30円 |
パソコン・周辺機器 | 8% | 30円 |
(エレクトロニクス、カメラ、パソコン)付属品 | 10%1 | 30円 |
Amazonデバイス用アクセサリ | 45% | 30円 |
楽器 | 8% | 30円 |
ドラッグストア |
|
30円 |
ビューティ |
|
30円 |
スポーツ&アウトドア | 10% | 30円 |
カー&バイク用品 | 10% | 30円 |
おもちゃ&ホビー | 10% | 30円 |
TVゲーム | 15%3 | なし |
PCソフト | 15% | なし |
ペット用品 |
|
30円 |
文房具・オフィス用品 | 15%4 | 30円 |
ホーム(インテリア・キッチン) | 15%5 | 30円 |
ホーム(家具) |
|
30円 |
ホームアプライアンス | 15% | 30円 |
大型家電 | 8% | 30円 |
DIY・工具 | 15% | 30円 |
産業・研究開発用品 | 15% | 30円 |
食品&飲料 |
|
なし |
腕時計 |
|
30円 |
ジュエリー |
|
30円 |
ベビー&マタニティ |
|
30円 |
服&ファッション小物 |
|
30円 |
シューズ&バッグ |
|
30円 |
その他のカテゴリー | 15% | 30円 |
引用元 : https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/external/G200336920?language=ja_JP
中国輸入にかかるコスト
実際にかかる費用が気になると思いますので、料金を見みていきましょう。
中国国内送料はダンボールー1個で100円程度。国際送料はダンボール1個で300円程度だと考えて下さい。関税に関しては商品の種類によって細かく分かれています。
仕入れ額が20万円以下であれば簡易関税率となり、品目が大きく分けて7つに分類されます。
品目〔具体的な品目例〕 | 関税率 | |
---|---|---|
1 | 酒類 (1) ワイン (2) 焼酎等の蒸留酒 (3) 清酒、りんご酒 等 |
70円/リットル 20円/リットル 30円/リットル |
2 | トマトソース、氷菓、なめした毛皮(ドロップスキン)、毛皮製品 等 | 20% |
3 | コーヒー、茶(紅茶を除く)、なめした毛皮(ドロップスキンを除く) 等 | 15% |
4 | 衣類及び衣類附属品(メリヤス編み又はクロセ編みのものを除く) 等 | 10% |
5 | プラスチック製品、ガラス製品、卑金属(銅、アルミニウム等)製品、家具 等 | 3% |
6 | ゴム、紙、陶磁製品、鉄鋼製品、すず製品 | 無税 |
7 | その他のもの | 5% |
引用元https://www.customs.go.jp/tsukan/kanizeiritsu.htm
20万円以下であれば上記の表から費用を計算します。
また商品代金と国際送料の合計が20万円を超えた場合は実行関税率がかかります。
こちらは分類が細かく分けられているので、税関のホームページの実行関税率を確認してください。関税表は随時更新されているものなので、調べるときは最新版の表を確認しましょう。
消費税についてですが、商品代金+国際送料+関税×消費税(10%)になります。
「こんなに費用がかかるのに利益は出るの?」と疑問に思われるかもしれませんが、これら全ての費用を合計しても中国から輸入して商品をamazonで販売しても利益を挙げている人は沢山いますので安心してください。
まとめ
中国ECサイトは商品数が豊富で仕入れ価格が安く、市場規模の大きなamazonは商品を売りやすいという理由から中国から商品を輸入してamazonで転売することをおすすめしています。
実際の輸入方法や販売方法、中国輸入をするための費用などもまとめて紹介しましたので、実際に中国輸入ビジネスをはじめてみはいかがでしょうか。