リサイクルショップの商品をメルカリで転売して「本当に利益が出せるの?」と疑問に思う方は少なくありません。
しかし、実際にはリサイクルショップからの仕入れだけで、1日で数万円以上の利益を上げることも可能です。
そこでこの記事では、リサイクルショップ転売のメリットやデメリット、気をつけたいことについて解説しています。
仕事の帰り道にあるリサイクルショップに立ちよるだけで、商品の仕入れが出来るため、記事の内容を参考に利益の出せる商品を探してみてください。
リサイクルショップ転売とは?
リサイクルショップ転売は、読んで字の如く、リサイクルショップで商品を仕入れて、ECサイトなどで転売する方法です。
リサイクルショップは、チェーン店や地域密着型の個人店など、店舗数が多く、1店舗から商品を仕入れるだけで、5万円以上の利益を出せることもあります。
客観的に見れば、リサイクルショップで販売している商品も、利益をのせているため「ECサイトで販売しても利益は出ない」と考えてしまいます。
しかし、実際にリサーチツールを使ってメルカリでの販売価格を調べてみてください。
取り扱うジャンルによって異なりますが、利益率は30%〜50%を超える商品まで、目利き次第で大きく利益を伸ばすことが可能です。
リサイクルショップ転売のメリット
リサイクルショップ転売のメリットは4つです。
- 商品を手にとって確認できる
- 在庫にならない商品を仕入れられる
- 希少性の高い商品が見つかる
- 利益率の高い商品が多い
1. 商品を手にとって確認できる
実店舗に足を運ぶことで、商品の状態や細いディティールを確認できます。
電脳せどりでは、仕入れ前に商品の状態を確認できないため、想定していたものと異なる商品を仕入れてしまう可能性があります。
しかし、リサイクルショップの場合、仕入れ段階で細かい傷や破損などを確認できるため、返品率の低い商品を仕入れることができます。
2. 在庫にならない商品を仕入れられる
リサイクルショップに陳列された商品の中で利益の出るものは一握りです。
リサイクルショップ転売は、商品のメーカーや型番、価格などを検討して、実際に販売履歴のある商品だけを見つけて仕入れます。
そのため、仕入れた段階で「どのくらいの利益がでるのか」ハッキリします。
電脳せどりでも、リサーチに基づいた仕入れをしますが、実際に触れていないため、検品するまでは油断できません。
3. 希少性の高い商品が見つかる
リサイクルショップにある商品の中には、希少性の高いプレミア価格がついた商品もあります。
こうした商品は、半年以上前から陳列されており、看板商品の影に隠れているため、見つけづらくなっています。
当然長く売れていないため、通常よりもさらに値引きされた価格になっている場合もあるので、仕入れコストを抑えることが可能です。
4. 利益率の高い商品が多い
取り扱う商品ジャンルによって異なりますが、利益率が30%を超える商品が多いことも、リサイクルショップ転売の特徴です。
リサイクルショップで商品の買取を依頼した場合、メルカリの取引相場と比較して、5分の1以下になることもあります。
そのため、リサイクルショップに並んでいる商品は、メルカリ取引相場の半値以下のものも置かれています。
メルカリの相場よりも低い価格の商品が普通に販売されているため、仕入れ先としてリサイクルショップが利用できます。
リサイクルショップ転売のデメリット
リサイクルショップ転売のデメリットは2です。
- 燃料代がかかる
- 目利きが難しい
1. 燃料代がかかる
リサイクルショップ転売は、実店舗で商品を仕入れるため、バンやワゴンなど荷物の乗る車での移動になります。
安定した商品の供給には、仕入れ店舗を増やす必要があるため、地元から少し離れた地域のリサイクショップまで行く必要があります。
利益の出せる商品を見つけられなかった場合、燃料代だけでマイナスになる可能性もあるためリサーチが重要です。
目利きが難しい
リサイクルショップに並ぶ商品のほとんとは、メルカリで出品しても「利益の出ない商品」か「在庫になるもの」がほとんどです。
利益の出る商品は決まっており、リサーチツールを使って、現在の価格や売れ行きなどをリサーチする必要があります。
リサイクルショップにある全ての商品をリサーチするのは時間がかかりすぎるため、仕入れに行く前に、商品の知識を入れておかなければなりません。
リサイクルショップ転売で気をつけること
リサイクルショップ転売で気をつけることは、商品の状態をしっかりと確認しておくことです。
リサイクルショップにある商品は、ほとんどが中古品のため、色褪せや傷などは当たり前です。
商品によっては「傷があっても売れるもの」や「破損箇所によって売れ行きが変わるもの」があるので目利きが必要になります。
取り扱うジャンルの商品の販売履歴を確認して、過去に販売された商品の状態を把握しておきましょう。
たとえば、バッグの角に擦れがある商品でもリペアをして販売した履歴があれば、同じようにリペアすることで利益が出せることがわかります。
過去の販売履歴から商品の状態を把握して「店頭にある商品の状態でも販売できるかどうか」の見極めが大切です。
リサイクルショップで購入できてメルカリでよく売れるジャンル一覧
リサイクルショップで購入できて、メルカリでよく売れる商品ジャンルは下記になります。
メルカリでよく売れるジャンル
- 生活家電
- キッチン家電
- 季節家電
- 美容・健康家電
- オーディオ・カメラ
- PC周辺機器
- スマホ関連
- スポーツ用品
- ベビー用品
- アパレル・小物
- ゲーム・おもちゃ
- DVD・本
- オフィス用品・家具など
上記のジャンルは、リサイクルショップで仕入れ可能な上、メルカリでよく売れている商品ジャンルになります。
年間を通して売れる商品もありますが、冬や夏といった季節限定の商品は、3か月前位から取引が頻繁になるため狙い目です。
たとえば、夏季限定の季節家電を仕入れる場合、5月頃から出品することで、約3カ月継続して販売できるため、利益を伸ばすことができます。
おすすめのリサイクルショップ一覧
メルカリ転売の仕入れ先としておすすめのリサイクルショップは下記になります。
リサイクルショップ一覧
- セカンドストリート
- トレジャーファクトリー
- ハードオフ・オフハウス
- ブックオフプラス
- 地域密着型の個人店舗など
全国チェーン店のリサイクルショップは、取り扱いジャンルも広く、利用者が多いため仕入れ先の対象になります。
また、地域限定のリサイクルショップで販売店がある店舗では、掘り出し物を見つけられる可能性もあります。
まずは、近隣にあるリサイクルショップをすべて回ったあと、地元から少し離れた場所までを仕入れ先として利用してみてください。
リサイクルショップ転売についてまとめ
この記事では、リサイクルショップ転売について解説してきました。
リサイクルショップでの商品仕入れは、目利きが必要になるため、事前に商品の知識を覚える必要があります。
しかし、目利きさえできれば、利益率が30%以上の商品を次々と仕入れることが可能になるため、リサーチに時間をかけることが重要です。
販売先はメルカリが一般的ですが、amazonでFBAサービスを利用して相乗り出品で中古品を販売することもできます。
この場合、商品の梱包や発送、お客さま対応は、amazonが代行してくれるため、作業を仕組み化することが可能です。
副業として時間のない中、せどりをしている人は、仕事帰りにリサイクルショップに立ち寄り、メルカリやamazonで出品してみてはいかがでしょうか。