転売ビジネスをしている人の8割以上が利用していたと言われるモノレートですが、2020年6月30日サービスが終了しました。
モノレートとはamazonで出品されている商品のデータを無料で見られるサイトで、せどりや転売をしている人にとって、便利なサイトでした。
そこでこの記事では終了したモノレートに代わるツールを有料版と無料版に分けて紹介していきます。
この記事を読むと、売れる商品かどうかの判断や、利益は出せるのかなど、商品をリサーチする際に役立てることができます。
モノレートって何?どんなことができるツール?
モノレートはamazonで取り扱っていた過去の商品の、細かいデータが見られるツールです。
商品名やJANコードを入力することで、リサーチしたい商品のデータが10日間や12カ月といった期間に分けて表示されます。
細かいデータの内容はこちら。
モノレートで調べられるもの
- 新品と中古品の最安値の推移
- 出品者数
- amazonランキング
- モノレートで検索した数
表示されたデータを元に、商品の売れる頻度や商品の値段をリサーチすることができます。
実際に過去のデータを参考にすることで「商品はいくらで何個仕入れるのか」を判断できるので、せどりや転売をしている人にとって必須のツールでした。
しかしサービスが終了してしまったので、代わりにどんなツールで代替えできるのかを解説していきます。
代わりになるおすすめツール5選
代わりになるおすすめのツールは有料版が3つ、無料版が2つの5つです。
まずは有料版の「マカド」と「プライスター」「デルタトレーサー」から見ていきましょう。
モノレートの代替ツール有料編
マカド
モノレートに代替できるツールとして注目されている1つ目のツールは「マカド」です。
マカドが行ってくれる作業は大きく4つ。
- 価格改定
- 商品の出品
- 販売管理
- 売り上げ管理
これらの作業を全てマカドが担ってくれますが、他にも30以上のサポートがついています。
特に自動価格改定機能は365日24時間、5分間隔で価格を改定してくれます。
また出品機能を利用することで、FBA出品でも効率よく作業をこなすことができます。
月額料金は4,980円で、無料期間として30日が設けられています。
モノレート代替ツール有料編 プライスター
プライスターも自動価格の改定や出品作業の自動化を行ってくれます。
しかしプライスターはPCへのインストールが必要なく、iPhoneや Androidからでもアクセスして利用することができます。
プライスターの主な機能
- 出品作業の効率化
- 売上の自動計算
- 価格の自動改定など
出品作業は時間がかかりますが、1度に複数の商品を出品できたり、出品する商品の価格を自動で決めてくれたりと、便利な機能が揃っています。
また出品する商品の現在の新品、中古品の価格が自動表示されますので、リサーチが必要ありません。
プライスターは日本版とUS版がありますので、海外出品をしている人はプライスターがおすすめです。
30日間無料で2カ月目からは月額4,800円です。
モノレート代替ツール有料編 デルタトレーサー
デルタトレーサーはモノレートと同じ機能が備わっています。
amazonで売れた商品の最低価格の推移を期間ごとに見られることや、amazonでのランキングの推移を見ることもできます。
まさしくモノレートの代替えツールと言える機能が備わっています。
グラフや、表の見方もモノレートと同じ部分が多く、親しみやすいツールなのではないでしょうか。
他のツールの機能としては出品制限の確認や、過去に売れた商品のチェック、利益計算などをすることもできます。
価格は月額2,200円。
有料版のツールは便利な機能が多く、作業に直結するため、利用したいと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし商品数を抑えて出品している人の中には「月々の出費は痛い」と感じる人も少なくないはずです。
なのでそういった人のために無料で使えるツールを紹介します。
モノレートの代替ツール無料編
モノサーチ
モノサーチには通常版とプロ版があり、通常盤を無料で利用することができます。
出品したい商品を検索するとASINコード、カテゴリーランキング、コンディションごとの最安値などが表示されます。
またamazonでの価格だけでなく、楽天やメルカリなどの商品リサーチを1つのページから確認することができます。
商品リサーチに必要な情報を無料で取得できるので、使わない手はありません。
利用する場合にはGoogle Chromeをインストールしてから利用しましょう。
モノレートの代替ツール無料編keepa
keepaはamazonで販売されている商品の価格の推移を自動で追跡してくれるツールです。
価格の変動履歴や指定した価格でのアラート、最新の値下げ情報などを確認することができます。
価格の推移はグラフで表示され、新品や中古品、amazonでの価格の推移を見ることができます。
グラフを見ることで、現在の価格が過去に比べてどのくらいの値段なのかわかるので、相場を判断するために使うことができます。
またブラウザに導入するだけで、amazonの商品ページに自動でグラフが表示されるので、いちいちkeepaを開く必要もありません。
有料版としてはプレミアム機能があり、そちらでは売れ筋ランキングや商品の回転率を見ることができます。
有料版は月額1,900円ですが、無料版のグラフの自動表示がかなり便利なため、より深く情報を知りたい人だけ、有料版をおすすめします。
モノレートの代替ツールについてまとめ
この記事ではモノレートについての解説から、モノレートの代替ツール有料版を3つ。無料版を2つ紹介してきました。
有料版である3つの代替ツールは商品の価格を自動で改定してくれたり、面倒な出品作業を効率化してくれたりと転売やせどりに特化したツールでした。
転売やせどりで多くの商品を取り扱っている人にとって、導入するメリットが多く、まだ導入していない人は、気になるツールを導入することをおすすめします。
また無料版では作業の効率化をしたり、細かいデータを閲覧することはできませんが、過去から現在の商品価格の推移を確認することや、アラート機能で指定の価格を知ることはできます。
無料版はツールをインストールするだけなので、まだ利用していない人はこの機会に導入してみてはいかがでしょうか。