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タオバオで仕入れた商品を転売するのは違法?違法にならないために気をつけることまとめ

転売ビジネスで利益を上げるために、価格の安い商品を求めて中国ECサイトのタオバオを利用している人は少なくありません。

仕入れ転売を行なっている人の中には「タオバオで仕入れた商品を許可なく日本で転売することは違法にならないのか?」と気になっている人もいるのではないでしょうか。

この記事はタオバオで仕入れた商品を転売することは違法なのかについて解説します。

結論から言うとタオバオで仕入れた商品を転売すること自体は違法になりませんが、注意してほしいことについても紹介していますので最後までご覧ください。

タオバオで商品を仕入れるメリットとは

タオバオは中国最大級のオンラインモールで消費者同士の取引をメインにしているCtoCサイトです。

個人で出店している人もいますが企業も出店しているので、日本で例えるならAmazonに近いECサイトと言えるでしょう。

そんなタオバオの商品数は10億点以上あると言われているので、日本の卸会社や小売店では見つからない商品を探せることは大きなメリットです。

また、タオバオは卸サイトではないため商品を1個単位で注文できるので、大量に仕入れて在庫になるリスクがありません。

タオバオを運営しているのはアリババグループですが、アリババグループのサイトには1688.comがあります。

1688.comは企業間取引をメインにしているため、商品の注文はロット単体です。

転売に慣れていない人が、売れるかわからない商品を大量に仕入れるリスクを考えれば、多少価格の高いタオバオを利用するほうがよいでしょう。

タオバオで仕入れた商品を転売すると違法となるケース

タオバオで仕入れる商品を転売すると違法となるのは禁止品や規制品を転売してしまうケースです。

タオバオは海外サイトのため輸入に禁止品や規制品が定められています。

禁止品や規制品を輸入

商標権や著作権を侵害するものや医薬品といった商品は輸入が規制・禁止されています。

たとえば、タオバオのショッピングサイトでは有名スポーツブランドやアパレルブランドの知的財産権を侵害した商品の出品報告があります。

こうした商品はブランドの画像を勝手に流用したり、海賊版の商品だったりするので、輸入すると罰則の対処になってしまいます。

なのでタオバオで有名ブランドの商品を輸入することは避けたほうが良いでしょう。

次に、タオバオ仕入れで違法となりやすいのは営利目的で個人輸入をしてしまうケースです。

営利目的の個人輸入は違法

タオバオで商品を輸入する場合、個人輸入と小口輸入では課税価格が異なります。

個人輸入では商品価格×0.6した価格が課税対象となりますが、小口輸入は商品価格×送料×保険料に課税されます。

このように、輸入方法によって税金が大きく異なるため、営利目的にも関わらず個人輸入をする人がいます。

タオバオの商品を日本で転売する場合、営利目的にあたるので小口輸入を利用してください。

仮に個人輸入で商品を輸入した場合、商品の数量や頻度などで営利目的と判断されるので、初めから小口輸入することをおすすめします。

タオバオで仕入れた商品を転売しても違法にならないケース

タオバオで仕入れた商品を転売しても違法にならないケースは法律や規制に違反しない商品を小口輸入して転売することです。

個人輸入は個人での使用が目的なので販売に規制のある「食品衛生法」や「電気用品安全法」などは適用されません。

しかし、小口輸入する場合、商品の販売に必要な条件を満たさなければないらないので輸入届けが必要になります。

たとえば、電気用品安全法の対象品目になっている商品は「技術基準適合」や「PSEマーク表示」があるかなどの規制があります。

もし違反した場合、最高で1年以下の懲役または100万円以下の罰金に課せられる可能性があるめ、輸入する商品の規制内容を確認してから届出を提出してください。

タオバオで仕入れた商品はどこで転売するのがおすすめ?

タオバオで仕入れた商品はAmazonでの転売をおすすめしています。

Amazonで転売をおすすめする理由は、新規出品ができることに加えてFBAサービスを利用すれば作業の手間がかからないからです。

Amazonの商品ページには複数の出品者が出品する「相乗り出品」というシステムがありますが、このシステムは価格競争に陥りやすいという欠点があります。

しかし、タオバオ仕入れなら商品点数が多いので自分しか知らない商品を新規で出品できる可能性があるため、すぐに価格競争をする必要がありません。

また、Amazonでは商品の認知度を上げるための広告などに時間や費用をかける必要がないのでタオバオ仕入れAmazon転売をおすすめします。

次に、AmazonのFBAサービスをおすすめする理由は商品の発送や在庫管理、お客さまサポートを代行してくれるからです。

転売ビジネスで時間のかかる作業は商品の発送やお客さま対応になります。副業で転売ビジネスをしている人は複数の作業をこなす時間がありません。

少ない時間を使って転売ビジネスで利益を上げるためには、代行できる作業はすべて人に任せることが1番の近道です。

商品を転売するときに違法にならないために気をつけること

商品を転売するときに違法にならないために気をつけることは、当たり前ですが法律に違反しない商品を輸入することです。

日本では輸入商品に対して禁止や規制の品目があり、転売を行っている人で知らない人はいません。

そのため、タオバオの商品を輸入する前に禁止品や規制品の品目を確認することが一般的です。

しかし、商品の中には「この商品が規制にひっかかるの?」といったケースもあります。

たとえば、輸入するエッセンシャルオイルの成分に大麻成分が入っており、知らずに輸入してしまったケースです。

海外で人気のある商品だから日本に輸入して販売しようと考えてしまいますが、輸入する商品は成分や規格などをしっかりと確認しなければなりません。

規制のある商品は個人での輸入が難しい反面、それだけライバルが参入しずらい商品です。

規制品についてしっかり知識を付けた上で輸入転売ができれば大きな利益を上げることも可能なので挑戦してみてください。

タオバオで仕入れた商品を転売する方る方法についてまとめ

この記事はタオバオで仕入れた商品を転売するのは違法なのか?について解説しました。

タオバオで仕入れた商品を転売すること自体は違法ではありませんが、輸入する商品や輸入方法によっては違法になるケースがあります。

そもそも転売を目的とした輸入は個人輸入ではなく、小口輸入を利用しなければなりません。

また、輸入する商品は禁止品や規制品に該当しないか確認して輸入しまょう。

規制品や禁止品についてよくわからない場合、代行業者を利用するのも1つの手です。

輸入ビジネスのプロが集まる代行業者は輸入や規制についてわからないことはありません。 

特にこれから転売ビジネスを始めようと考えている人は輸入方法や商品について代行業者に相談してみてください。

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