副業として電脳せどりを行なっている方の中には、Amazonで仕入れてフリマサイトなどで販売する方もいるのではないでしょうか。
Amazonで仕入れる商品は、価格の安い中国輸入品が狙い目ですが、発注した商品とは異なる商品が届くこともあります。
この記事では、Amazonで注文した商品とは違う商品が届く原因を紹介後、届いてしまった商品の返品や返金について解説します。
この記事を読むことで、万が一注文した商品と違う商品が届いても、落ち着いて対応することができます。
Amazonで注文した商品とは違う商品が届く原因とは
Amazonで注文した商品とは違う商品が届く主な原因は4つです。
違う商品が届く原因
①類似商品の誤送
②出品者側の商品に対する認識の違い
③悪質な出品者に商品を注文してしまった
④商品画像・説明欄の詳細を読んでいない
基本的にAmazonで出品している商品と大きく異なる商品が届くことはありません。しかし、上記のようなことが原因で注文した商品と異なる商品が届くことがあります。
①類似商品の誤送
出品者側による誤送の一つに、発注を受けた商品のカラーやサイズ違いの商品を誤送してしまうことがあります。
出品者側によるミスのため、商品は正規のものに交換してもらえることがほとんどです。
②出品者側の商品に対する認識の違い
商品に対する認識が日本人と海外の方では、異なることがあります。
日本では、商品のカラーやサイズ、装飾など、商品画像と同じものが届きますが、海外のショッピングサイトでは、細かい部分が異なる商品が届くことも普通にあります。
これは、その国の文化による違いで「価格が安いからクオリティも低くなるのは当たり前」という考え方もあるため、返品に応じてもらえないケースもあります。
③悪質な出品者に商品を注文してしまった
ひと昔前までは、詐欺商法としてはじめから不良品を送りつける出品者が存在していました。
市場で品薄になっている商品を小売価格の半額などで出品して、まったく違う商品を発送するといった手口です。
現在では、悪質な出品者はほとんどいませんが、相場とかけ離れた商品には注意が必要です。
④商品画像・説明欄の詳細を読んでいない
注文ページにある商品画像と、発送する商品が異なる場合があります。
説明欄や画像には、しっかりと記載しているにも関わらず、注文する際に見落としているケースです。
商品画像の隅や説明欄の一番下に記載している「実際の商品とは異なります」といった説明のある商品には気をつけましょう。
返品や返金をしてもらいたい!問い合わせる前に準備すること
実際に違う商品が届いた際、返品や返金の必要がありますが、問い合わせをする前に出品者の返品条件を確認しましょう。
出品者の返品条件を確認する方法は、注文内容から、出品者のリンクを開き「返品、保証、払い戻し」をクリックします。
出品者が独自の返品・返金条件を設定している場合Amazonの返品ポリシーとは異なる記載があります。
返品や返金、返送に関する条件を細かく記載している場合「色違いによる商品の返品には対応していない」や「返送費用をお客さま側が支払う」といった内容になっていることがあります。
返品・返金に関する条件を事前に調べておき、実際にどういった条件で返品に対応してもらえるのか確認しましょう。
どこに問い合わせたらいいの?返品や返金をしてもらう手順について
誤送される商品の多くは、Amazonマーケットプレイス(Amazon以外の出品者)が販売する商品で、商品の返品や返金を行う場合、出品者に直接連絡する必要があります。
返品・返金手順
- 注文履歴から返品したい商品を選択します。
- 次に、出品者のリンクを開きます。
- 「質問する」から「注文済みの商品」を選び、商品サポートの案内に従います。
- 最後に、返品理由とともに返金や交換をして欲しいことを記載します。
出品者側に問題があり、返品条件を満たしていれば、すぐに返品に応じてもらえます。
現在では、ほとんどの出品者がAmazon.co.jp返品ポリシーに基づいて返品や交換に対応していますので、商品到着後、30日以内であれば、対応してもらえます。
返品や返金の申請をしたけど相手の対応が悪い!そんな時は
出品者によっては、返品や返金を受け付けてもらえない場合があります。そんな時は、Amazonマーケットプレイス保証を利用してください。
Amazonマーケットプレイス保証は「出品者が販売と発送」を行なっている商品に適用さるサービスで、Amazonが返品指示を出品者に行うものです。
Amazonの返品ポリシーに該当する場合、返品や返金が行われます。
返品や返金の手順
- 返品したい商品を「注文履歴から選択します。
- 次に「商品の返品」を選び「返品の理由」の内、あてはまるものにチェックをつけて次に進みます。
- 続いて「返品する具体的な理由」を記載して次のページへ進みましょう。
- 最後に「返品方法」を選択して「返送手続きを開始」を選びましょう。
出品者が返品を受け付けると、メールにて返品用ラベルが送られてきますので、そちらを貼り付けて返送してください。
届いてしまった違う商品は返送する?送料はどっちが負担?
Amazonマーケットプレイスで個別に返品条件が設定されていない場合、基本的に商品を返品後、交換や返金手続きに移るといった流れになります。
出品者によっては、送料が商品代金を上回る場合、返品を要求せずに、新しい商品を送ってもらえるケースもあります。
返品にかかる送料は商品のトラブルや不具合が原因の場合、出品者側の負担になります。
しかし、Amazonマーケットプレイス出品者の内、返品や交換条件に「送料はお客さま負担」と記載がある場合、こちら側の負担になってしまいます。
Amazonで中国の商品を注文したら違う商品だった時についてまとめ
この記事では、Amazonで違う商品が届く原因から、商品の返品手順などを解説しました。
Amazonマーケットプレイスに出品されている商品の多くは、Amazon.co.jp返品ポリシーに基づき、返品や交換の対応をしてもらえます。
しかし、出品者によっては、返品や返金、返送の条件を個別に設定している場合もあり、商品の状態によっては「返品に対応していない」といった記載をしていることもあります。
商品を購入する前には、必ず出品者情報の返品や返金に関する条件を確認しましょう。