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天猫(Tmall)を使って簡単に個人輸入する方法を徹底解説!【初心者でもわかる】

中国ECサイトで、最大のシェアを誇るアリババグループの展開するサービスの1つに、天猫があります。

アリババグループでの2021年度の売上高は7,172.89億元で、その中でも天猫は前年同期比26%も増加しており、今後も成長が見込めるサイトの1つです。

天猫は企業が直接一般消費者向けに商品を販売するサービスで、BtoCと言われる形式をとっています。

BtoCサービスは、通常よりも商品の受注単価が安いことから、中国輸入ビジネスを始めるにあたって、仕入れ先候補の1つになります。

そこで天猫を仕入れ先として利用する前に、個人での輸入方法や注意点などを解説していきます。

天猫を仕入れ先として利用できると、日本で販売できる商品の幅が広がりますので、ぜひ参考にしてみてください。

天猫(Tmall)ってどんなサイト?

中国ECサイトのシェア率No1を誇るアリババグループには、タオバオというサイトがあり、消費者同士が売買できるCtoCのサービスを提供しています。

CtoCサービスでは登録料や販売手数料を支払うことなく、出品できるので、中国で爆発的に利用者が増えていました。

ですが誰でも簡単に利用できるので、粗悪品や偽物が横行して問題になりました。

そこでアリババグループは非正規品や偽物の出品ができない、天猫を2008年に開設しました。

天猫で取り扱われている商品は高級かつ本物を保証する商品ばかりで、他の仕入れサイトにはない品揃えになっています。

天猫に出店するためには、商標登録証や営業許可証などの提出の他、法人しか審査を受けることができません。

また審査は厳しく、出店した後も年会費や保証金などを支払う必要があるので、信用度の高い企業しか出品していません。

天猫は2つのサイトがある

  • 中国国内向けサービス天猫
  • 海外向けサービス天猫国際

海外向けサービスの天猫国際

天猫国際は2013年に開設されたサービスで、自社ブランドを所有している外資企業が多く出店しています。

天猫国際は中国の消費者向けに作れたサービスで、中国国外品の需要の高まりから、海外製品が人気を獲得しています。

出店している企業は87カ国以上で、29,000を超える海外ブランドの商品が取り扱われています。

日本の企業では花王や任天堂など大手の有名企業が出店しており、中国国内で人気を集めています。

天猫(Tmall)は日本からでも利用できるの?

中国国内向けの天猫は日本からでも利用可能です。

ですが元々中国国内向けのサービスのため、サイト自体は日本語に対応していません。

サイトは全て中国語で表示されますが、検索窓はサイト上部の中央に位置しているのでわかりやすく、Amazonや楽天を利用したことがある人なら一目で理解できます。

天猫では店舗に適用するクーポンの発行がされており、さまざまな商品を割引価格で購入できます。

またクーポンとは別に注文する合計金額によって、値引きになるセールなどが行われています。

CtoCのタオバオなどに比べると商品単価は高いですが、高級志向の商品を割引価格で仕入れることができます。

個人で天猫(Tmall)を利用して輸入する方法

個人で天猫を利用する場合、天猫のサイトに登録しなければなりません。

サイトが中国語なのでわかりにくいですが、検索窓横の「登録/免費註冊」から登録していきます。

必要入力事項は、

  • 携帯電話番号
  • 携帯番号携帯電話に届く認証コード
  • パスワード
  • メールアドレス
  • 登録名

登録が済んだら仕入れたい商品を検索して商品ページに移ります。

商品ページの見方は、1番大きく表示されいる数字が中国元での商品価格です。

その下の「月销量」は月の売り上げ、

「累积评价」は評価、

「库存」は在庫数です。

ページ最下部の赤い「立即购买」は購入手続きボタンで、「加入购物」は商品をかごに追加するボタンになっています。

購入前には評価からカスタマーレビューを確認して、評価値の高いお店を選んでください。
仕入れたい商品が決まったら、商品ページの立即购买(購入手続き)を選択します。
あとは支払い方法と配送先を入力して完了です。
店舗によっては日本への配送をしていない所もあるので注意してください。

天猫(Tmall)を利用する上での注意点

天猫を利用する上での注意点は配送料金についてです。

天猫に出店してるお店は4PXという配送方法が推奨されているので、送料を抑えることができます。

ですがお店によっては配送方法が異なり、自分で配送方法を選択することもできます。

配送方法によって送料が変わるので、利益計算をする上で、仕入れる前に送料の確認が必要です。

また天猫では毎年11月11日にショッピングキャンペーンとしてダブル11が行われています。

さらに各店舗は毎月1〜2回の販促キャンペーンに伴いセールも行っています。

そのため注文数が多い時期に被ってしまうと、商品到着までに日数がかかってしまう場合があります。

出店者とコミュニケーションを取るには中国語が必要なため、交渉ができません。

中国語が話せるようであれば、商品価格や数量の交渉などもできますが、トラブルが起きた場合は、やり取りに時間がかかってしまうので、仕入れ前には出店者の情報を確認しておきましょう。

もし個人で輸入が難しいと思ったら輸入代行という方法も!

天猫は個人でも日本から利用できることがわかりました。

ですが個人で輸入するには手間もかかり、副業で時間のない人は、仕入れ先の選択肢になりづらいのではないでしょうか。

また天猫に出店している企業は、日本に配送を行なっていない所もあります。

この場合、代行業者を利用する必要があります。

代行業者を利用すると、天猫での商品価格の交渉から、出店に対して気になる質問などをしてくれるので、コミュニケーションに困りません。

また天猫登録時に代行業者が所有する、中国国内にある倉庫の登録が可能になります。

中国国内の倉庫を住所登録できるので、利用できない出店者がなくなり、仕入れ先の選択肢が広がります。

代行業者を利用すると天猫の出店企業から購入した商品は、一度代行業者の倉庫に送られて検品されます。

この時不良品や商品の数量間違いなど、トラブルが起こっても日本に発送する前に対応してもらえるので、安心して仕入れを行うことができます。

代行業者の利用にはコストがかかりますが、限られた時間で転売ビジネスをする人はリサーチに時間を費やすために、代行業者の利用をオススメします。

個人で天猫(Tmall)を利用して輸入する方法まとめ

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天猫には2種類あり、国際天猫と国内向けの天猫が存在します。

国際天猫は現地の人が海外の商品を購入するためのサービスなので、日本から利用する人は、国内向けの天猫を利用しましょう。

天猫は個人でも仕入れ可能ですが、サイト自体が中国のため、登録や商品の検索に時間がかかる場合があります。

またトラブルが起きた場合も、出店者とのやり取りは中国語が基本です。

天猫はタオバオに比べて信用度の高いサイトで、高級志向の商品が揃っており、ライバルと差別化するためにも仕入れ先の選択肢の1つに入れておきたいところです。

副業で限られた時間で転売ビジネスを始めたい人は、代行業者を利用することで、天猫での取引をスムーズに行えます。

天猫の出店企業の中には、日本の住所に配送対応していない場合があり、商品の選択肢を広げるためにも代行業者を利用しましょう。

売れる商品を見つけて仕組み化できれば、時間に余裕のない人でも、安定して利益をだせるようになりますので、天猫を利用してみてください。

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